戦え。もう一度生きるために。
蠱毒〔デスゲーム〕が終わる。
残り九人――。
堂々の最終巻!
〈あらすじ〉
最終決戦、開幕。
東京は瞬く間に地獄絵図に染まった。
血と慟哭にまみれる都心の一角で双葉は京八流の仇敵、幻刀斎に出くわしてしまった。
一方の愁二郎は当代最強の剣士と相まみえることに――。
戦う者の矜持を懸けた「蠱毒」がとうとう終わる。
八人の化物と、少女一人。生き残るのは誰だ。
大作でした。読み応えがあり 時代考察 人物の描き方
最後の 詰め 展開の回収も見事
筆者の別の話でもあったが (八本目の槍)
武士というのは 生産性がないという風なセリフがあった
武士がいるから 戦がある
戦を無くすには 武士をなくす 減らすという
短絡さが 明治に在った
維新で 何もかもを 欧米化した弊害を司馬遼太郎も
話されていた 日本流の実学 哲学 経済学は江戸時代に
開花されていて それを全て無にしたのは惜しいと
同感です

