どうでもいいや


大っきな空を
見上げて呟く


投げやりな
どうでもいいや

じゃない

囚われない
どうでもいいや

そうなんだと
言い聞かせて

何度も
何度も
呟いた




気になって
心配で
こね回して

空回りで
悪循環で…

もがくほどに
目指す方向から遠ざかる現実 





嫌気が差すほど
考え抜いて



どうでもいいや

そう思えた時

何かがふっと
外れていくような感覚に
襲われる


変わっていく兆しが
見えるのかもしれない




だから

何度も
何度も
呟いた

どうでもいいや

どうでもいいや


どうなっても
いいや