〜偶然が引き寄せた必然2025 その1 より続く〜

雨は強弱繰り返しながら
一向に止む気配なく

思いがけず神事が見られた分
時間が押してしまい
逆方向の火之御子社は見送り
お昼ご飯へ


念願の戸隠蕎麦!
案内の方オススメのお店へ

牧場とロッジが並ぶ敷地の片隅に
カフェを思わせる佇まいのお店

強めの雨の中小走りにお店に入る

お座敷ならすぐ案内できます!
とのことで靴を脱ぎ上がる

雨で湿った靴を脱いだ開放感
先程の神事の余韻
待ちに待った蕎麦への期待…

様々な気持ちと思考の交錯の中で
メニューに目を通す

『雪室熟成蕎麦粉』の文字に目が留まる
神社境内に設けられた雪室で保存し
冬を越して熟成させた蕎麦粉とのこと

天ぷら蕎麦セットの蕎麦を
置換え出来るとのことで注文

目の前にしてワクワク

何年越し?何十年越し?の戸隠蕎麦
ちゃんと味がわかる健康状態で挑む
(だって何十年前に食べた時は
高熱出していたんですもん💦)

塩で食べる
蕎麦の風味
味わい
コシ
喉越し
…堪能しようとゆっくりゆっくり

早食いのクセが出ないよう
自重しながら 笑

本当に美味しかった…語彙力🌀…

天ぷらもカラッと揚がっていて
具材はどれも最高の揚げ具合

特にきのこの食感と味に驚きが!
海老はぷりぷり…とよく言うけど
きのこの歯応えとジューシーさの
絶妙なバランスに歓喜でした

濃い蕎麦湯が最後に届き飲み干す
蕎麦の凝縮された旨味を
存分に味わえる一品でした

心もお腹も更に満たされ
案内の方との意外な共通点の話題で
時間を忘れるほどお話してしまい

ちょっと慌てつつ
お店を後に



いよいよ
メインの奥社へ

雨は…強いまま
奥社までの参道は数十分…
画像でしか見たことない景色が
この先に連なるのかと思うと
距離感も雨の強さもどうでもよくて
楽しみしかなかった

いざ歩き始めると…
参道を小川のように
蛇行しながら流れる雨水
龍のように形取る

浮島を渡るように
歩を進める


画像でしか見たことなかった風景
そこに立っている
現実だけど夢のよう


まだ続く参道
その先への期待は減るどころか
ますます沸き上がる


そして
念願の奥社
九頭竜社(修復中のため足場に囲まれていました)

たどり着いた達成感
念願叶った嬉しさ
その場の空気に圧倒される感覚
いろんな思いや体感を味わった

その場にいつまでも佇んでいたかった…
後泊にしとけば良かった…

後を気にしつつ
できる限り深呼吸

帰り道は短く感じる
あるあるではあるけれど
殊更強く感じた


最後は
10ヶ月ぶりのランプ☕
やっぱり
思い出のチーズケーキ!

フライングして
一口食べてから撮影

ケーキは
よく通っていた頃のマスターが
運んでくださいました
現役でいらしたのが嬉しく
お声掛けしたかったけど
その勇気は出ず…
お姿を目に焼き付けました


電車の時間を考慮しつつ
最大限お店の雰囲気に浸る


駅まで送迎していただき
長野市内に降りた頃
雲の切れ間に明るさが
そして太陽の姿

本当に名残惜しく
案内の方とも別れ難く

後ろ髪引かれるってこんな感じ?
と思いながら帰路に着きました


戸隠という場所へのご縁
ご縁ある出逢い
次々起きたMiracle
ひとつひとつ書き留められなかったから
記憶に強く濃く焼き付けるように
1日を思い返す

そうしながら車窓から外を眺めていた

あんなに姿を見せてくれなかった太陽が
色合いや形
光の強さを変えながら
見送ってくれた


トンネルを抜けると
西に傾いた太陽は夕焼けを魅せはじめ
オレンジ色に大きく輝いていた
進行方向とは逆だから
思いっきり体を捻って見ようとした

でも
少しずつ高さある建物が増えてきた
街並みに阻まれて
コマ送りのスライドショーのように


ようやく広く見えた時には
夕闇寄りの空になっていた


電車を乗り換え
車に乗り換え
帰宅


あっという間の1日
だけど
濃い濃い1日

感謝だらけの
幸せな1日


五社参りを掲げたけれど
1箇所行けなかった
他にもご縁ありそうな寺社仏閣が
ある様子

自分の勉強不足ではありますが
今回謂れや歴史を説明いただいて
初めて知ることも多く

また行こう!
強くそう思いました

続きがまだまだありそうです


…長文お付き合いいただき
 ありがとうございました!













Special Thanks! Chifumi-san🩷