吊り橋の向こう側
何がまちうけているのだろうか?

揺らぎに
負けないように
逆らわないように

踏み板を一歩一歩
踏みしめながら進んだ

心の奥が
何かを聴いた





滝を巡る

流れ落ちる水は
白龍の如くしなやかに

淀み無い流れは
緩くも
速くも

岩や砂地を流れ行く

滝壺の透明な深みに
心は溶けていった





木漏れ日で遊ぶ
柔らかな陽射しを
受けながら

輝きをすくい上げる





自然の中から
舞い戻る


景色は変わっても
心の中の静けさは留めながら

ゆっくりと味わう











現実逃避…

罪悪感すら滲む言葉で表現したくない

贅沢な
贅沢な

Trip.