夫が9/3に入院して、手術をすることになりました。

 

この手術は、前々から言われていたもので

比較的簡単なもので、緊急を要しないものでした。

気が付けば、手術をした方がいいと言われてから2年が経っています。

夫が手術をしたくないのではなく、できない状態だったのです。

それは、私が立て続けに入院を繰り返してきたからです。

 

そして、現在、私は退院して4カ月家にいます。

4か月家にいるなんて、これまでありませんでした。

だから、この機会に夫に手術を受けてもらいたいと思い

夫にそれを言うと、「そうしようか」と了解し

当初、8/27に入院することになっていました。

 

4/27に退院しましたが、私の場合、完解というわけでなく

ガンは縮小したものの、いつ再発するかわからない状態で

予断を許しません。

そのため、退院後も定期的に検査を行っています。

しかし、8/9のCT検査で、再発と転移がわかりました。

治療はだんだん困難になってきているものの

主治医から入院による治療を勧められました。

主治医に夫の手術のことを話し

私の入院は、夫の入院、手術、退院を済ませてからにならないかと聞くと

「そうですね。しばらくは大丈夫だと思います。それではそうしましょう」と言ってくれました。

 

次回につづく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体のことを考えると

いつどうにかわからない状態の私ですが

 

一応、現時点ではそれなりの普通の生活を送っています。

その生活といったら、自分でも驚くほど地味で退屈で

判で押したような同じ毎日を送っています。

 

朝起きると、まず布団の中で瞑想をします。

それからやわやわ立ち上がり、まず洗濯機を回し

歯磨き、洗顔を終えると、ヘルスメーターに乗って体重測定。

 

一時、体が異常に浮腫み、それほど食べないのに体重は増加しましたが

いまは利尿剤と毎週行っているリンパマッサージのおかげか

大体〇〇kgを維持しています。

十年ほど前の体重と比べると10kgくらい痩せました。

病気のせいもあるけど、やはり歳のせいもあると思います。

前より食べられなくなったし、人間は歳を取ると自然に痩せていくような気がします。

ですが、体型は重力に沿って、下半身に肉や脂肪が移動しますね。

自分ながら、自分の姿がまじまじとは見られない。

 

体重測定を終え、父母姉の遺影が置かれた仏壇をお参りし

夫が作ってくれたブランチのテーブルセット。(夫は毎日2食食事を作ってくれています)

ふたりで食事をし、食後少しくつろぐ。

 

その頃には、洗濯が終了していて、それを干す。

洗濯物を干した後は、食器洗い、レンジ周りの掃除。

 

天気が快晴なら、布団を干す。

今の時期、それでびっしり汗をかいている。

汗をふきながら、ここで、ひとやすみ。

これで午前の部、終わり。

 

くつろいでいると、いつのまにか居眠り。

食事をした後、どうしても眠くなる。

知らないうちに30分くらい寝ていることが多い。

時には1時間は寝てしまったりしている。

 

目が覚め、「よいしょ」と自分を叱咤激励し

全室に掃除機を当てる。

掃除は物を動かさず、円くサッとするのは毎日だが

物をすらし、きちんと隅々まで掃除をし、モップを掛けるのは、3日1回くらいかな。

所用がある時は、きちんと掃除はスルーする。

 

トイレは、排便の都度、ついで行い

玄関は気が付いた時に、時々箒を当てる。

 

天日干しした布団は、時折、前と後ろと向きを変え

乾燥が均等になるようにする。

布団を取り込み、枕カバーを洗濯したものに取り替える。

 

今の時期だと、夕方になる前に、洗濯物が乾くので取り込む。

雨の日は、ベランダに干し、戸を閉め、ベランダの中で除湿器を作動させる。

 

午後5時頃になると、夫が「腹が減った」と食事のサインをする。

夫は、なんでもサッサとつくる料理上手。

煮物などはブランチと平行して作り、冷蔵庫などに保存し

夕食にあてたりする。

我が夫ながら、ほんとによくできた料理男子である。

 

ふたりで夕食を済ませ、その後はまたもや睡魔に襲われる。

緊張感のなさがなせる業としか考えられない。(恥)

またもや小1時間ほど寝てしまう。

 

起きて食器洗い、レンジ周りの掃除を済ませ

自分の部屋で家計簿をつける。

家計簿はネットで加入している家計簿アプリで入力している。

それが終わると、ネットサフィンしたりブログを書いたり

日記をつけたりする。

 

再びリビングに戻り、録画したものを

約2時間分を鑑賞する。

その後、シャワーを浴び、就寝。

 

こんな感じの毎日を飽きもせず

過ごしています。

 

まー、所用が多かったり、長引く時は

家事の一切をしない時もありますが。

 

こう書くと「のんびりした生活だな」と思われるかもしれませんが

私としては、これで精一杯。

一日が終わると、結構くたびれます。

 

15年前までは、精力的に仕事をし

手抜きはしていたものの、家事もそれなりにこなしていたのが

不思議です。

まー、若く元気だったし、、野心たっぷりの強欲な仕事人間でしたからね。(笑)

 

他の人からみると

のんびりしたラクチンな生活をしているように思われるかもしれませんが

私的には、これでもめーいっぱい。

 

体調が悪かったり、入院して、家事ができなかったりすると

家事ができた生活が恋しくなります。

 

仕事人間の時は

取材や打ち合わせで、あちこちを飛び回り

夜は、取材記事やコピーづくり、企画書の作成などでよく徹夜もした。

そんなタイトな仕事生活だったが、それでもかと

趣味のウォーキングやヨガ教室、カルチャー教室での受講もしていた。

その受講の延長で、バリやインドにも出かけた。

ミステリーの講座で知り合った人とパリやロンドンにも出かけた。

トレガーアプローチの資格を取るためにサンフランシスコへも飛んだ。

 

あの時の多忙な生活を思い出すと、懐かしい気もするが

いま、またそんな生活をしたいとは思わない。

病気になってできないのもあるけど

そうでなくても

いまのような静かな生活をいたく気に入っている。

 

私の人生の道のりで

ある時を境に「動」から「静」にシフトする分岐点が

あったのではないか、といまそんな思いがします。

 

退屈で静かな充実した生活。

いつまで送れるのかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は自称ミーハーおばさんでして

結構新しい物好きです。

 

ですが、ことケータイに関しては

ガラケ支持者でした。

類友の原理からすると

自称ミーハーおばさんの周りには

えてして同様のミーハーおばさんが群がります。

たまたま彼らに会うと

ガラケで電話をかけていると

「まだ、ガラケなの」という言い草で

軽蔑されます。

それが少々シャクに触りますが

そんなことには惑わされないと

かたくなにガラケを使ってきました。

 

第一、スマホにすると

ガラケの料金が主人の分と合わせても\4,000足らず(安いでしょ!)だったのが

一挙に利用料金が跳ね上がる。

電話会社の策略にはまってたまるものか!と。

 

ところが、私の信念も大したことがなく

電話会社からスマホ本体が安く手に入り

おまけに、スマホデビューと称したガラケからスマホへの機種変更に際しての

お得なキャンペーンを語られると、つい心が揺らいでしまいます。

 

結局、スマホに変えることになったのですが

届いてみると、ガラケと操作性が全く違う!

幸い、機種変更をする際に、リポートサポートに加入したため

電話による遠隔サポートが受けられ

約1年かけて、少しはこなせるようになりました。

 

しかし、スマホの進歩は日進月歩。いや秒進分歩の勢いです。

今使っているスマホの起動速度、処理速度があまりに遅く

イライラするようになりました。

 

で、この際、機種を変更し、それに伴う料金契約を行い

併せて電話と併合することでメリットがあるということで

プロバイダを変えようと思いました。

 

ところが、ところがです。

転用しようとするもの、その販売会社があまりにも多いのにびっくり。

そこで、価格の比較、ひかり電話など提携している会社などで

取捨選択すると、会社は絞られてきます。

で、その中の一社に問い合わせると

確かに基本料金は安くなるし、キャッシュバックもあるようだけど、

毎月の利用料金を請求書をみて現在のものと比べると、最終的にはそれほど安くない。

(私は長期にわたって同じ会社の回線を使っているので割引が多い)

加えて、転用に伴うセキュリティソフトの設定のし直し

アドレス変更、

アドレス変更によるショッピングなどに登録しているアドレスの変更などの作業もでてきて

いくらミーハーを自認していても、所詮高齢者。

ちんぷんかんぷん。

 

最後は、わからん!面倒!ということになって

機種変更もプロバイダ転用もすべてキャンセルしてしまいました。

 

このことで、思案し、問い合わせた時間。

一日のうち3時間、5日間費やしました。

ヒマというか、能天気というか

自分のアホさ加減に、我ながら呆れてしまいました。

 

高齢者になれば

新しいことを始めるには

それなりの覚悟とエネルギーが必要だと痛感する次第でござります。

 

はあ。