主人を、よろしくお願いします⤵

昨夜、主治医から今回の抗がん剤も

効かなかったと伝えられ

後できる治療もひとつかふたつしかない。

それも、効くかどうか、わからないと

告げられました。

こんなこと何度も聞かされ

気持ちが右往左往しながらも

いまでは動じなくなってきていますが

気になるのは、やはり夫のことです。

確実に動揺するのはわかっていましたが

告げないわけにいかず

夜遅く、メールで伝えました。

案の定、朝の７時に

病室に飛び込んで来ました。

目を涙でぐしゃぐしゃにしながら

｢何もしてあげれなかった｣

私が死んだら、生きていけないと

大泣きするのです。

その姿をみて、私も涙が溢れて

止まりませんでした。

それでも気を取り直し

私は｢そんなあなたの姿をみては、死んでも死にきれない。私もまだ生きることを諦めていないから、あなたも元気に過ごして欲しい｣

と懇願しました。

そう言うと夫は

｢これから毎日病院に来る｣と言います。

そう言われると、人工透析をしている

夫の身が心配になります。

困った夫婦です。

そう言って、やがて病室を後にした

夫の後ろ姿をみて

愛しくてたまりませんでした。

私たち夫婦をご存知で

このブログを読んで頂いている方々。

どうか、私が亡き後

主人のこと、よろしくお願いいたします🙇

リンパマッサージ

明日から第２回目の抗がん剤治療が始まることになっていた。

しかし、今日撮ったCT 検査で

今回の治療も効果が見られなかったと

いま、主治医に告げられた。

ショックだ。

でも、もう嘆くことにも、疲れた。

もう何を考えるられなくなったし

考えることが面倒になった。

2～3年前に、抗がん剤治療後に

子宮筋腫になった。

すぐに手術をして治ったが

その後、リンパ浮腫になった。

左足だけ、ひどくむくみ

これまでの靴が全く入らなくなった。

そこで、婦人科の医師による

リンパマッサージを受けることになった。

入院中は、週一回、病室に来てもらい

施術してもらった。

退院後は通院して、どうにかこれ以上

むくみがひどくならないように

対応した。

しかし、今回の入院で浮腫が進んだ。

主治医にお願いして、婦人科の先生に

病室に来てもらえないかと依頼したら

断られてしまった。

感染症で隔離されており

免疫力の落ちた患者に接する自分たちが

私たちから感染し、間接的に患者に感染する

リスクが高いためと。

それは入院している病棟の医師や看護師とて

同様だ。

そのため彼らは黄色いエプロンを羽織り

手袋をはめ、対応している。

私は、婦人科の医師の言い分に納得がいかず

抗議すると、医師は言葉に詰まり、立ち去った。

私は、その後、自分はそんなにまで

腫れ物に触られるような人間になったのかと

情けなくなって、これまでの思いと相まって

大泣きしてしまった。

そして、その後、婦人科の医師から

マニュアルをもらい、毎日、医師の代わりに

担当の看護師がリンパマッサージをすることになった。

リンパマッサージの経験のない彼らは

マニュアルを片手に、慣れない手つきで

施術してくれた。

私もこれでもボディワーカーのはしくれである。施術者の技量がよくわかる。

しかし、指先や手の感触で感じるものは

技量以上に、施術者の個性と施術への姿勢であ

る。

今日で3人の看護師さんに施術をもらったが

みなさん、マニュアルを見ながら

一生懸命やってくださった。

その誠実さが私の皮膚を通して伝わり

施術後は、体がじんじんしてきて

とても気持ちがよかった。

無味乾燥な毎日に、楽しみができた。

有り難いことだ。

私を支えてくれる看護師さん

ありがとうございます🙇

動揺してしまいました。

感染症、片頭痛と

度重なる苦痛に追い撃ちをかけるように

昨日、医師から宣告を受けました。

最近腫れが顕著になってきている

首のリンパ腫。

昨日の生検で、想像以上に大きくなっていました。しかも、進行が非常に早いと。

９月入院して以来、2回の抗がん剤治療を

行いましたが、それが効いていなかったことが

わかりました。

それだけでもショックなのですが

次に行う治療も効くかどうか未知数。

行うかどうかまで聞かれた。

発症から14年。再発12回で

現在も生きている。

これだけでも奇蹟と言えますと。

私は、まだ生きることを諦めたくないと言うと

わかりました。

ですが、覚悟はしておいてくださいとも

言われた。

私も、いよいよと言った感じです。

死については、

それなりに覚悟はしていたつもりですが

だんだんに現実味を帯びてくると

やはり動揺してしまいます。

昨日は一睡もできませんでした。

小心モンですね。

そして、私のことより

私がいなくなって、気落ちする夫の姿が浮かび

涙が止まりませんでした。

実は、昨日のことは夫には

まだ知らせていません。

透析して、フラフラになっているのに

片頭痛のことをメールに書いたら

飛んで来るのです。

そんな夫に、いたずらに心配をさせたく

ありません。

と言いながら、こうしてブログで

愚痴って、宇佐を晴らそうとしている

浅ましい私です。

みなさん、ごめんなさい。

少ししたら落ち着くと思うので

その時は生きるために頑張ろうと思います。

よかったらエールをお願いします🙇