とにかく書ける時に
書いておこうと思う。
昨日、坂上忍がMCを務める
歌番組を観た。
それはプロの声楽家が感嘆するほどの
歌唱力のある歌姫のベスト30を選び
集めたものだった。
一番驚いたことに
ベスト10の中に入った人に
顔も歌声も知らない人がいたことだ。
私は日常会話のように言葉を
リズムに乗せている歌詞は
どうも苦手だ。
いまの番組は下に字幕が
書かれているから何を言っているか
わかるけど、それがなかったら
最近のテンポの速いリズムに乗せた
言葉の多い歌詞は
何を言っているのか
さっぱりわからない。
短歌や俳句はもちろんだけど
自由詩だって、言葉を選び、削った
言葉だけが、表舞台に出るものだと
思っていた。
だから、中島みゆきの歌詞に泣き
吉田美和のお腹の底から張り上げた
元気な歌声に明日への意欲をもらった。
歌姫ではないけど
私は森山直太朗の歌が好きだ。
「さくら、さくら」より
「生きるのが辛くなったら」の
お腹から絞り出す歌声が好きだ。
歌詞そのものも心に沁み入る。
50歳近くなった坂上忍が好きだという
歌手も曲も知らなかった。
でもよく考えてみると私も
生きていれば来年で70歳になる。
だんだん話が合う人が少くなっている。
私は昔から演歌はあまり好きではなく
美空ひばりの歌唱力は称賛に値するものの
好きな歌手のひとりではない。
ただ演歌歌手で歌の下手な人を
みたことがない。
難解な「白日」という歌を
島津亜矢という演歌歌手が
歌い上げた。
私のようなオバサンにも
その凄さぐらいはわかる。
実は「白日」という歌も
島津亜矢という演歌歌手も知らなかった。
彼女が歌うと
演歌歌手特有のこぶしの片鱗が
端々にみられたが
それらを忘れさせる
圧倒的な歌唱力に感動した。
久しぶりにいろんな歌を聴いて
その歌詞に、歌声に、感動して泣いた。
改めて、言葉の力は凄いな‼️
と、思いました。
私もごちゃごちゃ
愚痴を書き並べないで
読んでくれている友達の心に
沁み入る言葉を
少しでも送られるといいなと
思う今日この頃です。
じゃん、じゃん🎵