超久しぶりのブログ更新です。
昨年の9月から今年の4月までの長い入院生活を終え退院したものの
一か月も経たないうちに再発がみられ
再び5/28~7/2まで入院し、退院しました。
今回の治療は、これまでのガンをたたく治療と違い
免疫力に働きかけるこれまでにない治療で
すべての治療を行ってきて、もう投与できないと言われた矢先の
福音でした。
治療は、リツキサンというこれまたガンをピンポイントで作用させる
比較的副作用の少ない治療薬(点滴)と服用によるレブラミドという治療薬を
併用する治療法です。
治療は全部で12コースあり
1コース目は毎週の点滴投与と初回の経過を見るため
入院となるのですが
リツキサンは保険の関係で、その後が月1回の投与になります。
ですのでレブラミドは服用薬のため入院の必要がないため
2コース以降は診察、リツキサンの投与のため通院となります。
だから退院したからと言って
腫瘍がなくなり、元気になったわけではありません。
それどころか、めっきり体力がなくなりました。
ちょっと動くだけで息切れがし、すぐに横になりたくなります。
前回の退院に際し、私は要介護2の指定を受け
寝室を1階の和室に移動し、医療用ベッドを置いています。
また玄関や廊下、トイレに可動性の手すり(レンタル)を設け
しっかり身体障害者になってしまいました。
また入院中に激しい頭痛に見舞われ
以前のような片頭痛かと思われましたが
左首できている腫瘍ためか、体の均衡を保つために
首回り、頭に負担がかかり、緊張性頭痛を起こしていると言われました。
そのため、筋肉弛緩薬を服用し、その効果はあったのですが
副作用としてふらつきがあるのです。
夜服用すると、朝はもうふらふらで
それが夕方近くまで続きます。
加えて、服用抗がん剤の副作用で半端でない倦怠感に襲われます。
ですので、こうしてブログを更新できるのは
自分ながら、今日は少しは元気なんだなあと感じ
いましかないと書きました。
こうしていろんな苦悩を抱えて、毎日を送っていますが
首にできた腫瘍は一向に小さくなりません。
今回の治療で効果がないとみなされると
私にはもう投与できる抗がん剤はありません。
その後は緩和治療と治療となり
死へのカウントダウンがはじまります。
正直、こんなに辛くて生きている意味があるのだろうか。
家事のすべてを夫にゆだねて
彼への負担を募らせるばかりで、それも辛い。
そんな思いが日々します。
体がだんだん思うように動かなくなって
このブログももう書けなくてなるかもしれません。
今日は、そのけじめとして
渾身の力をしぼり書きました。
悲観的な内容でごめんなさい。
でもこれが現実の私です。
現実の自分を見据え、一日一日の出来事を心に刻み
いまをしっかり生きていこうと思います。