私には、30年位付き合っている
古い友達がいます。
いつも明るく、アクティブで
私より3歳年上なのですが
体操、ヨガ、太極拳と体育系カルチャーに
いそしみ、生活をエンジョイしています。

気持ちも優しく、私のことを思ってくれ
助けてもくれます。
時々、お茶に誘うと、すぐに快諾してくれ
ふたりでおしゃべりを楽しむことも
しばしばです。

ですが彼女は、もともとお嬢様育ちのせいか
どうでもいいことを、どうしたらいいか?と
相談をされることがあります。

彼女は友達ですから
一応私の考えを述べますが
それでも、でもねと
話は前に戻り、一行に前に進みません。

私は、それでは、迷っている間
つらいでしょ。迷ったり、悩んだりするのは
いいけど、頃合いみて、
判断し決断し、切り替えた方がいいのでは?
と言ったら

その答えが
ううん、こんな風に迷うのも、結構楽しい。

何て言う。
私はこれには引いてしまった。
彼女の悩みはカルチャーなのだ。

私はこんな流暢な人とは付き合っておれない
と思った。イライラする。
これまで、こんなことに気付かなかったのが
不思議だ。
まー、私も了見が狭いとは思うけど
迷って迷って、
挙げ句の果て、結局行動を起こさないことが
我慢ならない。
他人のことだから、関係ないけど
そんな話は、他人様のことであっても
聞きたくない。

彼女のことはまだ好きだけど
嫌いになるかもしれない。
振り向けば、私の友達は
潔く、はっきりした人ばかりだ。

やはり、いきつくところは
類友ですね。