新茶の季節は過ぎましたが

本日、「高嶺の香(たかねのはな)」という

最高級の新茶を戴きました。

 

私には、ボディワーク「トレガーアプローチ」で知り合った

静岡出身の友達がいます。

 

彼女はとても優しく、きめ細やかな気遣いで

病気の私にいつもエールを送ってくれています。

そんな彼女から、令和記念のお茶が届きました。

送られてきてからしばらくたって飲んでみると

これが素晴らしく美味しかった!

この後、家にあったティーバックのお茶を飲んだら

一旦美味しいお茶の味を知ってしまった私の舌は

このティーバックのお茶を受け付けませんでした。

贅沢を知るとはこのことか!(笑)

そのくらい美味しかった。

 

気に入ると、とかく深入りしたくなる習性の私。

さっそく袋に書かれた発売元に問い合わせました。

そうしたら、楽天市場でも販売されているを知り

さっそくwebで購入しました。

 

ホームページを見た時

「40年連続して最高値で取引されている幻のお茶」と

紹介されているお茶があって、飲んでみたくなりました。

その時私は勘違いして80g¥1,200のお茶と認識していました。

しかし、届いたのは8gのお茶でした。

しかも、飲むときはその8gのお茶を一気に急須に入れて飲むのです。

つまり、一回の飲用が¥1,200(私ってせこいなぁ)

 

わお!

これは心して飲まないといけないと思い

和紙に書かれた淹れ方を忠実に守り

夫と戴きました。

 

まず一番茶を戴きました。

わぉ!これまで味わったことのない

苦く深い香りが口中に広がりました。

厳密にいえば、ずいぶん昔に味わった記憶が蘇りました。

私の父は富山の売薬さんでした。

静岡を販売先に持っていて

帰宅した時は、静岡のお茶を持ち帰り

決まって私たちに飲ませてくれました。

まだお茶の味をよく知らなかった私は

苦いな。色が薄いな。温いな。としか思えませんでした。

その味が、いま最高級の味を口にして

かつての父が入れてくれた味が蘇りました。

舌は、ちゃんと味を覚えているんですね。

 

1,200円のお茶は、一度だけではもったない。

2番茶も飲みました。

これも美味しい。

一番茶とはまた違うさわやかさが口に広がります。

せこい私は、3番茶も飲みました。

さすが、今度はいたくうすく感じましたが

香りだけはまだ残っていました。

 

いやはや1,200円を一気に飲み干してしまいました。

まぁ、喫茶店で飲めば、そんなものですが。

 

市井の私としては

とてつもなく贅沢な至福の時間でした。

 

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