パスカルの「パンセ」を読み始めている。
読むきっかけは
渡辺昇一著「知的余生の方法」で
紹介されていたのと
IQ 指数が188という大田青年が
愛読書にしていると語っていたので
どんな内容なのかと興味をそそられたからだ。
届いた本は700ページにのぼる
分厚い文庫本。
さっそく中を開くと
目次は硬い表現で羅列され
早くも引いてしまったが
1章目の一行目のフレーズに惹かれた。
「幾何学の精神と繊細の精神の違い」と
(翻訳ではあるけれど)
冒頭から意味深な言葉が投げ掛けられていた。
読み進むうちに、あまりにも表現が
抽象的すぎてイメージがわかない。
持ち合わせた想像力を総動員してみるが
私の想像力のキャパシティに限界があり
難解極まった。
それでも、読み進めてみたいという
魅力がある。
翻訳ではあるが
一見、平易な言葉も気に入っている。
いつ読み終えられるか、わからないが
しばらくは「パンセ」と
つきあってみようと思う。
