今日はちょっと軽めに、VTSの話をします。
「V」と聞くと、BTSのVさんを思い出す人、多いですよね。
私も初めて「VTS」という言葉を聞いたとき、
「え?Vさんの新しいソロ活動?」と一瞬思いました(笑)。
VTSは「Visual Thinking Strategies(ビジュアル・シンキング・ストラテジー)」の略。
アート作品を見ながら、
みんなで感じたことや気づきを話し合う対話型の学び方です。
正解はひとつじゃなくて、相手の意見も大事にしながら考えるのがポイント。
日本に入ってきたのは2000年代後半〜2010年代初め頃。
当時はまだ「アートをビジネス研修に?」なんて思われることが多くて、
「美術館で話すなんて珍しい!」とメディアでも取り上げられました。
ちょうどスマホが普及し始めて、SNSでアート画像をシェアする人が増えた時期。
そんな流れもあって、じわじわ広がっていったんです。
最近ですと、山口周さんの図書
世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 (光文社新書)
この出版を機に、一定のビジネス界隈では話題となりました。
今では教育現場だけじゃなく、
企業研修やチームビルディングにも活用されています。
願わくば、
BTSのVさんのように、
VTSもじわじわとファンを増やし続けている…ということにならないかなー
