2011-12 A/W トレンド  これがオサレだ!? 形編 


トレンドとは、流行とは、いろいろな分野に存在しています。


今回は、 形 について解説いたします。


洋服での 形 かたち とは、デザインのこと。と思われる方がおおいでしょう。


そう、正解! 正解ですが、花丸はもらえません。



なぜならば、服のデザイン以外にも 「形」 は存在しているからです。



1.洋服のデザイン ディティール

2.プリント柄  柄(パターン)も図形です

3.洋服のライン シルエット

4.生地の織り柄 柄があるばあいです。


これらが、服においての「形」を担うものたちです。


そしてこれらを確認したところで、

前回の生地でお話をした、トレンドキーワードや、

トレンドアイテムを当てはめていきましょう



・秋冬6大ファッショントレンド総チェック

 日経ウーマンオンライン

http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20110805/112241/



・2011年秋冬の最旬トレンド

 All About

http://allabout.co.jp/gm/gl/23271/



・2011年秋冬のトレンドカラー速報

 All About

http://allabout.co.jp/gm/gc/383924/



・VOGUE  コレクションページ

http://www.vogue.co.jp/collection


など・・・・



表現は、てんでバラバラですが、

言いたいことは、当たり前ですがほぼ一緒。



A.チェック柄

B.ロング&リーン ライン 

C.英国風

D.50~60年代 女優



A.チェック柄


チェック柄は、お解かりですね(笑)

ギンガムチェック、では無く、英国風の流れから

タータンチェックになります。


ブラウス、ストール、小物 で、取り入れるのが良いでしょう。


スカートでタータンチェックにしてしまうと、ガーリーな少女風になります。

コレは、人間自身が、よほどお人形さんのような美人で無い限り、残念なコーディネートになります。



B.ロング&リーン ライン 


コレは、全体のシルエットに関しての言葉。

細長く、すそが軽やかになびくもの。という感じ


膝下丈のスカートに、フィットするタートル。

ゆれるワイドパンツに、ショーゼットのボータイブラウス


50年代の女優スタイル、とリンクをしています。

クラシック! と感じるものと相性が良いと思います。


ただ・・・・


膝丈スカートは、ひざ下のスネが短い日本人にどこまで似合うかが問題。

THE昭和体形の方は、要注意です。


自分は女優スタイルのつもりでも、周りからは、戦後の日本。「NHKひまわり」の陽子ちゃんです。

アクセサリーと、バック&シューズがポイントになります。もちろんヘアスタイルもです。



ここからが、雰囲気を重視したトレンド。

この要素から、何を取り出してファッションに落とし込むのかがポイントになります。



C.英国風


ロイヤルウェディングの影響で、注目をさらに深めた英国調。


これを、 イギリス風のファッション。と、とるか伝統、クラシカル、ととるかで解釈が変わります。

さらに、d.の50~60年代 女優がプラスされると、今から半世紀昔の時代をかもし出すのも、忘れてはいけません。


・イギリス風(調)

タータンチェック。

コート(ケープ) 霧の都なので。

コクーンコート (膨らんだシルエットのこと)

マスキュリンパンツ スリムorバギー

  (ロング&リーンに関係)

ケーブルニット

ロックテイスト(私はスパンコールと読んでます)



D.50~60年代 女優


シャツよりもブラウス →英国調と合わさりボータイ。

ひざ下スカート

細ベルト

ロングドレス (ワンピース)

ハット

この女優は、ずばりこれ!っていうアイテムはなく

エッセンスとして、すべての項目に降り注いでいる。




何を取り入れるかは、自分のスタンス(立ち位置)次第で変わります。


私の場合、

・チェックは、ストールで取り入れる予定。

・スカート、ワンピースにタイツとシューズでクラシックテイストを入れる


目上の方に対する仕事がメインなので、信用を持ってもらえるようなイメージを重視します。

そのためあまりブーツもはかないでしょう。基本ジャケットなどを合わせられるものを選んでいます。


個人向け様の仕事のときは、小物で遊ぶ感じでしょう。

もちろんブーツもはくよ♪





結構自分自身は、好きなものが固まってきているので、ガッツリ今風!というアイテムは1点だけにしています。


なぜならば、わたしは 引き算のオサレ が似合うタイプだから。


もちろん 足し算のオサレ が似合う方もいますよ。かわいく活き活きしている印象になります。



私は、足し算のオサレが似合うのに、足し算をすると、ただ単にウルサイ、きばってやりすぎた人になっちゃうのです。




パールの3連をつけると、私はウザイです。

1連の方が「よいね~」といってもらえます。


もちろん3連をつけるときもありますが、カラーのトーンを控えています。


っていう風に、自分の 「要素」 を知り、

立ち位置を明確にしておくと、トレンドの中の何をチョイスしたらよいかが見えてきます。



以上のように、トレンドの中で、あれもこれをよくばって取り入れると、THE残念!な人になってします。

どの要素から取り入れるかを決めていくと、雰囲気作りもしやすくなりますよ。


何を選べばよいかわからない方に、この質問を送り、終わりといたします。



あなたは、誰に、どう見てもらいたいですか?




よい連休を~