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R-birhの革ジャン−5−

R-birth オリジナル革ジャン開発解析BLOG第5回。

前回はこちら!

https://ameblo.jp/r-birth/entry-12630413185.html

 

 

R-birthで開発するオリジナル革ジャンは俗に言う定番中の定番、USタイプのダブルライダースで決まった!

さて、前回は60sオリジナルを研究すると現代にはやや腕周りや着丈、本体部分のシルエットの逆三角形がやや難ありで修正をすることにいたしました。

いよいよ先日届いた、最終サンプルの写真を初公開しながら説明させていただきます!

 

まず袖。初発表、R-birthオリジナル革ジャンから!

 

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私の手持ちの90sの国産ライダースを研究すると、すでに腕周りが修正されている革ジャンがありました。そこでこのパターンを参考にさせていただき、AH周りのアクションプリーツなどといったディテールを壊すことなくそのままに、袖部分をAHから袖口にかけて改修をさせていただきました。

まず、AHから肘までのパターンを基本的に細めに修正。ここで細くしすぎてもバイクなどのライディング時にあまりに乗りにくくなっても本末転倒。そこでの数値をギリギリまで調整。

 

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別注WALDESジッパーやレザーの輝きも気になるところですが、さらに肘から袖口まで。

ここもギリギリの範囲まで細く削ぎ落としながら袖口は若干のゆとりを取りたい。

袖がぶかぶかのストレスってUSタイプ持っている人はわかると思うのですが、この袖幅全体の調整にかなり苦労しましたので、前回BLOGのオリジナルのものと比べるとかなり解消されていると思います。

語弊を恐れずにわかりやすく言えばschott形状の袖でルイスレザーなみの細さといった感じでしょうか。

 

そして逆三角形だった本体。こちらも初公開写真、R-birthオリジナル。

 

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ここはオリジナル60sは脇の下からウエストまで約5cmも減少したテーパードが入っていました。なので約1〜2cmに調整。これにより、バストからウエストまでは従来の逆三角形でしたがR-birthオリジナル革ジャンはテーパードがあまりかからない形状になります。

僕はあまりやらないけど下にスウェット着たい人にも便利かもしれません。

さらに襟下から裾までの着丈についても60sオリジナルよりわずかに延長。さきの逆三角形解消にともない、ストンとそのまま落ちる長方形のようなシルエットとなり、これにより欧米人特有のマッシブ感はなくなり現代の万人に合いやすい形状に解消されたと思います。

 

今回は大きな修正点について解説させていただきました。

残すは、R−birth革ジャンのオリジナル要素の解説。

気になる全体詳細写真や、各パーツといった細部まで、また着用写真は次回最終回予定のこのBLOGと前回告知した10/18(日)21時からののインスタライブなどでいよいよ全貌を発表いたします。

 

お見逃しなく!