今回は、イヴ・サンローランについてご紹介していきます。

 

イヴ・サンローランは、1936年アルジェリア出身。パリへ強い憧れを抱いた少年の高校生時代は、ファッション雑誌をパリより取り寄せては、デッサンのコピーや創作デッサンに没頭していたとか。

18才の頃、彼のデッサンを見た母親は「パリの国際羊毛事務局」のコンクールに送ることを進め、見事優勝。さらにそのデッサンは、当時活躍していたジバンシィの手で作品化されたそうです。さらに、ヴォーグの編集長にも目に留まり、本格的なデッサンを学ぶことを進め、洋裁専門学校に進学。彼が描くラインがディオールと似ていることに気づいたヴォーグ編集長は、イヴをディオールに引き合わせます。

 

そしてディオールの弟子となり、ディオールの元で働く。1957年のこと、ムッシュ・ディオールが急死し、イヴを後継者として選任される。それは彼が当時21才のこと。その3年後、イヴは徴兵され、神経衰弱となり入院。そんな彼をディオールは解雇し、数年後イヴ・サンローランを設立します。

 

当時、1960年の前半は、娘が母親のファッションを真似するのが主流だったそうですが、1960年代後半には若い女性がパワーを持ち、独特のスタイルを確立していったそうです。彼は「現在起きていること、これから起きることを感じ取り、それを分かりやすくデザインで表現していくこと」をデザイナーの使命とし、時代の流れを掴み、デザインしていったそうです。

ユニセックスの流れをいち早くキャッチしたり、高価なオートクチュールでなく気軽に買うことができる既製服「プレタポルテ」のブティックをオープンしたそうです。

ファッション業界に与えた影響としては、「ファッションの変化により、女性の社会進出を与えたこと」さらに「多文化主義」を主張したこと。

女性の社会進出といえば、シャネルが有名ですが、イヴは「シャネルは女性に自由を与え、僕は、女性にパワーを与えた」と。

さらに多文化主義は、初めて有色人種のモデルを採用したそうです。今では当たり前になってはいますが、当時彼は、黒人は美しくセクシーだ、僕の服を着せたいと思ったそうです。

 

 

 

 

 

コスメも同様に、パワーを与えるような、どんな人種の女性にも魅力を引き出すような、鮮やかで発色の良い印象を感じさせます。

 

 

 

 

 

香水に関しては、私が現在所有しているのが18種類(男5、女12、ユニセックス1)

その中で、女性とユニセックスだけに絞ると、オリエンタル、フローラル、シプレタイプという深みのある香りが多く、フルーティやグルマンと組み合わせることを特徴とし、パワフル、インパクトのある香りが目立ちます。

それは時にユニークな印象を、時にセクシーな印象を与えます。

 

 

 

 

 

また高級ライン「ル・ヴェスティエール・デ・パルファム」シリーズもあります。

イヴサンローランの象徴的なファッションからインスパイアされ、作品も、デザインコレクションの「タキシード」「キャバン」「サハリエンヌ」など発表されています。

 

イヴ・サンローランの世界観をメイク・ファッション・香水全てを通して楽しめるようです!

 

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