12.いつか...

 

BET』のラストを締め括る

王道バラード。

 

彼らの楽曲で

ここまでストレートなバラードは

インディーズ時代の楽曲

ぼくのキセキ』以来ではないでしょうか。

 

大野雄大花村想太による

詞ということもあって、

メジャーデビュー5周年、

結成8周年を目前に控えた

彼らの素直な心情が描かれています。

“大人っぽい”と表現される今作で

もっとも等身大な彼ら。

 

歌詞を読むだけで、

ここまでの彼らの道のりが

目の前に描き出されるようです。

目標を掲げるも、

そこまで到達できず、

それでもひたすらに歩き続け、

自らの手で掴み取ってきたこれまで。

 

9月から始まるツアーのラスト、

5周年当日に聴けたら

ものすごく感慨深いのだろうなと。

 

パフォーマー3人作詞の『BET』と

「いつか...」でリンクするところ、

5人の絆が感じられていいです。

そして、

長い年月をかけて

「ぼくのキセキ」が

「ぼくらのキセキ」となった。

ぼくではなくて、ぼくらが。

 

さまざまな楽曲やこれまでの軌跡と

リンクする部分が多いのは、

彼ら自身の言葉だから。

 

これからの彼らにも期待です。