02.FAKESHOW
以前にもつらつら書いた
『FAKESHOW』ですが、
『BET』に収録された『FAKESHOW』は
オープニング感がすごい!
ゆったりと穏やかな1曲目『BET』が
イントロダクションのようなイメージで、
『FAKESHOW』で本編に突入するような。
そして、
シングルでリリースされた時は
かなり個性の強い楽曲だと感じましたが、
アルバムに入ると『BET』の世界観を
牽引する1曲に進化しているから面白い。
アルバム直前のシングルに
『FAKESHOW』を持ってきたのは納得です。
ライブでパフォーマンスを見て感じたことですが、
見る角度でかなり変化するなと。
Da-iCEの楽曲にはほぼ当てはまることですが、
この曲はフォーメーションが細かく変わり、
メンバー同士が重なり合うパートも多いので、
殊更、この変化を感じたんです。
MVの面白さが、ライブでも引き継がれているような。
そして、なにより和田颯の繊細さがいい。
色気という面では岩岡徹、工藤大輝も
引けはとっていませんが、
和田颯の細かな仕草や指先の神経、
この曲はそこが堪能できる1曲だと、改めて感じます。