今回は初の女性グループ。

 

6月20日に

4年ぶりのアルバム『JUKEBOX』を

リリースするフェアリーズ

(ちなみにデジタル配信は既に始まっています)

 

4年間、9枚のシングルが網羅されているので、

好きな曲もたくさん入っているのですが、

中でも個人的に好きなのが『恋のロードショー』。

 

一見しただけだと、かっこかわいいダンスミュージック。

しかし、歌詞が面白い。

タイトルに「ロードショー」とある通り、

失恋の物語の中に

映画に関するモチーフが散りばめられているのです。

1番サビ最後のワンフレーズは秀逸。

 

伊藤萌々香の安定した歌唱力はもちろん、

下村実生のフェミニンで甘い歌声や

野元空の女らしさを秘めたシャープな歌声を

しっかり楽しめるのもいいポイント。

 

そして、やはり注目すべきは完成されたダンス。

5人それぞれのスキルが高いだけでなく、

しっかりシンクロさせていながら

ダンスにも個々のキャラが出ているのがすごい。

それでもバラバラに見えないのは、

5人の体型のバランスがいいからでしょう。

飛びぬけて背が高い子がいるわけではない。

キュッとまとまって見えるから、

ダンスもしっかり揃って見える。

幼い頃から活動してきた彼女たちが

これほどまでにバランスよく育つとは。

さすがです。

 

アイドル戦国時代といわれてから

それなりの年数が経ち、

あらゆるアイドルグループが乱立していますが、

フェアリーズは一線を画しているというか、

アイドルという枠にとどまっていないのは明らか。

 

今の日本で、

男性ダンス&ヴォーカルグループにも引けを取らない

パフォーマンスを見せる女性グループは貴重です。

 

もっと評価されていいと思うんだけどな。

 

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