09.風に薫る夏の記憶
個人的に、
すごく伊藤千晃の印象の強い曲でした。
だから、
日高くんがピアノを奏で
この曲だとわかった時、
少しドキッとしたんですよね。
でも、6人で歌う『風に薫る夏の記憶』は
間違いなくAAAの曲であり、
6人が奏でる新たな曲でもあった。
もともと夏の終わりを予感させる
寂しさが漂う曲でしたが、
ピアノだけで紡がれた今回は
ことさら寂しさや狂おしさが強調されていて、
AAAの歩んできた道程と
今ある状況とが重なるようで、
目頭が熱くなりました。
秀太くん、與くんの歌声が
本当に透き通るようにキレイで、
西島くんと直也くんの歌声は
安定感とやさしさがあって、
そこに重なる宇野ちゃんの声が切なかった。
メンバーが散り散りになって歌う構成も、
遠く離れていてもつながっている
彼らの心情を表しているようで熱かった。
最終的に同じ場所に戻っていくから。
間奏、花火に見立てた紙テープ、
スタンドから見ても
アリーナから見ても
何度見ても感動したな。
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