08.ココア

 

アルバム『WAY OF GLORY』で聴いた時は

愛しい人との別れをやわらかなメロディーで綴った

とことんかわいらしい曲という印象でした。

 

MVもMisaChiaのかわいらしさが

とことん詰まっていて、

見ているだけで癒される造り。

 

この曲を宇野実彩子1人で

どう表現するのか。

 

彼女の出した答えは

この曲に隠された“切なさ”を

最大限に引き出すものでした。

 

自身初の弾き語り。

ギターの音色によって

センチメンタルな空気が強調され、

まっすぐに遠くを見つめて歌う姿からは

固い意志と不安定な心情の

両方を感じさせるようでした。

 

今にも泣き出してしまいそうな心を

不慣れなギターで必死に堰き止めているような。

 

2番のサビは、

涙なしには見られなかったな。