はい、これ、読みましょう。熟読しましょう。暗記しましょう。



ヒント1:自分の本性を小出しにする
 女性は好きな男性に自分のすべてを知ってもらいたがる傾向があるが、すべてさらけ出すのは駆け引き下手。男性脳は女性の神秘性にひかれるもの。自分を小出しにして、相手にこの女性のことをもっと知りたいと思わせることで、男性からあなたへの興味を高めるといい。

ヒント2:男性の本音を理解する
 男性は女性と比較すると「恋愛」の優先順位が低い。これは好きの度合いとは関係なく、そういう生き物なのだ。このことを頭に入れておけば、たとえ友達との約束を優先されて腹が立ったとしても「了解! 楽しんで来てね」と明るく言える。これだけで、男性脳は理解のある女性と認識するものだ。さらに「会いたかったんだからね」と可愛く言えれば、駆け引きの上級者になれる。

ヒント3:綱引きの要領をマスターする(自分に気のある男性の気持ちをもっと引きつける)
 気になる男性がアプローチしてきていても、すぐにデートせず少しじらすのも駆け引きの一つ。そして、頃合いを見計らい相手の誘いにうれしそうに乗ってみるのだ。いつもそっけない態度なのが急に親しげな態度に変わったとき、男性脳ではドーパミンが大量に分泌され気持ちは高揚する。

●最後は経験値がものを言う

 どんな駆け引きをしていても、どこかで真っ向勝負に出ることが肝心。聞き上手に徹していても、どこかでビッシっと意見を言ってみたり、物分りの良い女性も、特別なシチュエーションではわがままを言ってみたりするのが、駆け引きの最終ステージ。
 このとき、間違えてはいけないのがそのタイミング。タイミングを間違えると、うっとうしがられたり、その程度の人だと見下されたりと、取り返しの付かない結果が待っている。
「感情を左右するホルモンはその時々の気持ちや状況に応じて分泌されるため、一概にこのタイミングがベストとは言えませんので、相手の様子や言動からそれを読み取ることが必要になります」(米山先生)。タイミングを計るには、何度かの失敗、成功を繰り返した経験値がものを言うのだと言う。
 駆け引き上手になるためには、日常的に悪気のない可愛い駆け引きを楽しんでみるのも良いのでは。そして、タイミングを計れる自信がついたときに、自分が思いを寄せる相手に駆け引きを交えながら気持ちを伝えてみてはどうだろう。