罪と祈り 貫井徳郎 地上げ屋の話も | 盛岡の均整法・整体・ 腰痛・肩こり・慢性疲労に赤坂均整治療院 私の臨床体験とお気に入り通信

罪と祈り 貫井徳郎 地上げ屋の話も




罪と祈り
著者 貫井徳郎

バブル期に起きた未解決身代金誘拐事件を若者二人が追いかけるストーリー。

この中に「地上げ屋」が陰湿な手口で嫌がらせを行い住民を立ち退かす描写があった。

地上げ屋なんて横行したのは私が高校時代のあたりだが、そんなもの都会の話かと思ったら最近になって盛岡市某商店街に住んでる高齢女性のお客さんから、その当時地上げ屋の嫌がらせを受けていたというお話を聞いた。

マンション建設予定地にされて高額な立ち退き料を提示されていた。

その町のメインストリートだから確かに場所もいいのだ。

高額提示も頑なに断り続けていたらバックホーで玄関を破壊された。

いまでは考えられないことだけどこのあたりはザラにあったのよ、と女性は笑って振り返る。

その女性宅の隣には建て主が倒産して管理会社が何度も変わっている、曰く「欠陥マンション」が規模を縮小した様で今でも残っている。