1年生の3月から

放デイを利用し始めた



末娘はすぐ順応して

放デイに行くことにも

嬉しそうに楽しみにして

慣れるのも早かった



そんな末娘を見ていれば

放デイに行かせて

良かったなと思う



だけど

その反面

毎日学校の早い迎えから

解放され

朝送って行ったら

夕方まで私には

一人の時間ができた



末娘を看る時間は

大幅に減って

私は手抜きをして

楽したかっただけではないかと

引け目と罪悪感を

感じる自分がいる



末娘から逃げるように

放デイを利用して

免れたんじゃないかと

思う自分がいる



放棄したと思う自分がいる



四六時中一緒にいて

縛られている生活は

本当にしんどい



何をするにもそばにおいて

たとえ

スマホをいじっていたって

テレビを観ていたって

没頭することなんてないし

家の中で

何もすることがなく

過ごしていたって

一人の時間はなく

自由はないし

一人にはなれない



1人目を妊娠した時から

もう1人で

自由にできることはなくなり

この15年間

ひと時も自由はなかった



そこに

放デイを利用したことで

私の時間ができた



私は自分の時間欲しさに

放デイに入れたのだろうか



自分の時間を手に入れて

少し末娘から解放される時間があり

私はそんなふうに

感じたりもする



でも

もう毎日付きっきりに

限界を感じていたし

末娘にもいい刺激と体験をと

そんな言い訳をしてみたり



結果

放デイに行ってるのは

末娘にとって

いいことなんだけど

罪悪感を感じている自分はいる