年少の頃は
今よりもっと自分の事ができなくて
上履き履くのも1人じゃ履けない。
制帽もあごにゴムをかけられない。
着替えももちろん脱ぎ着できない。
文具の蓋を開けたり、
片付けやトイレ、
手を借りないと何もできなかったです。
こういう時はこうして欲しい。
できない時は手を貸して欲しいと
毎週のように担任の先生に伝えていました。
ある時、年少の頃の担任の先生が言いました。
娘ちゃんにばっかり付きっきりでみていられない。
私も他の園児もみたいですし
もっと他の子達にも手をかけてあげたいので
娘ちゃんばっかりお世話する事は出来ない。
と。
うちは、ずーっとずーっと付きっきりで
面倒をみてくださいとは
言ってないし、
お制作の時間くらいは
誰かがそばで手伝って欲しいとかは思っていました。
そりゃ、
手厚いサポートで通いたいなら
そういところに入れたらいいのかもしれない。
普通の幼稚園になんて
入れさせなければいいでしょという感じで
うちの幼稚園についてこれないなら
他行ってと突き放されるように
もっと療育に行くところを
増やしたらどうですか
と言われた事もありました。
療育センターに相談したら
"特別支援教育費補助金”
というものがあると教えてもらいました。
園児全体で加配が必要な子が1人いたらいくら、
2人以上いたらいくらという、
市から幼稚園に補助金がでる制度。
これを使って娘に加配をつけて欲しいと
幼稚園に言ってみたらどうですか
と、アドバイスをもらい
担任に相談しました。
担任は幼稚園の内部の職員に相談することもなく
うちの幼稚園はこういうのやってないんです。
(申請して補助金はもらわない。
こういう申請は出さない)という
返答が返ってきて、
その時から
幼稚園に対して
期待もお願いもするのはやめようと
諦めました。
あくまでこの幼稚園は
"定型児用の幼稚園”なんだと、
そしてそこに通わせてもらっているという側。
ついていけない時でも
娘は幼稚園についていかないといけません。
幼稚園が娘に合わせてくれる事はないので
もう卒園までこのスタンスなのです。
担任の意思だけで
加配申請してもらえない幼稚園もあるという
お話でした。