実習って大変ですよね。


2週間程度ずつ色んなところに行かないといけない。


前の領域で注意されたことを次で活かそうとすると、違うと注意される。


看護師を長く続けても知らないことは沢山ありますし、

それがましてや経験のない領域ならなおさらです。



同じ看護師という仕事でも、やってることは全く違う、なんてあるあるです。



実習でも同じです。

領域が変われば、重要なポイント、優先される事項は変わってきます。


でも学生さんって、一生懸命すぎて、一度注意されたことをもう注意されないようにって頑張りすぎて、そこが一番重要なように考えてしまいます。


精神科で例えるなら、急性実習、慢性実習を終えてくると、身体問題を上位にあげがちです。

そして精神症状がおざなりになります。


もちろん両方大事ですが



ここは精神科ですよ、とお伝えします。


精神的な問題がなければ

そもそもその身体疾患に罹患していなかった、悪化してなかったなんてことはないですか。


精神的な問題が無ければ

受けれた治療があった

優先したい治療方法があった

なんてことはないですか。


そもそも、身体疾患の治療が必要で治療している患者さんの場合は精神科に入院している時点で、不利益を被ってませんか?



「今」だけ見てしまうと身体疾患を優先しがちですが、長い目で見た場合の問題も考えてみてください。


精神疾患は生活に直結する疾患ですから。