今日は精神科に限定せず、看護師について。
少し毒を吐きます。笑
「看護師って稼いでるよね」
「看護師って手に職でいいよね」
これ言われるのって看護師あるあるなんじゃないかなって思います。
でも、実際、給料がそこそこあるように見えるのって夜勤手当だし、日勤だけだったら全然稼いでる、なんていえません。
責任から言えば安いと思います。
手に職って言われるけど、いいよね、っていうならなればいいんです。
私はうまれかわったら看護師の資格はとらないと思います。
というのも、看護師という仕事がどうとかじゃなく、看護学生時代が辛くて、もう一度あれを経験するなんてとんでもないと思っているからです。
私は大学の看護科を出ているので、専門学校などに比べたら緩い方だとは思います。
それでも、です。
授業がつまっていて、重なるレポートの山。
SNSにあがる高校の同級生のキラキラした写真を眺めながら、そんな時間も費用を稼ぐバイトをする時間もないなあ…なんて思っていました。
病院実習が約一年間あるのですが、こちらも怖い看護師に色々言われながら、病院からかえってはレポートを夜遅くまでこなし、数時間睡眠でまた実習にいく、というのを繰り返していました。
半泣きでもう大学を辞める、と何回言ったかわかりません。
この頃の私のモチベーションは辞めたら大卒でも無くなる、というただそれだけでした。
蕁麻疹にもなりました。
実習が終わると国家試験に向けて勉強、になり結局毎日学校に行っていました。
学費に対するコスパはすこぶるいい学部だったと思います。
キラキラした大学生には、就職活動の時に、「いいじゃん、就職簡単なんだから」なんて言われてイラッとしたのも今ではいい思い出です。
まあ実際、就職活動なんてまともにはしてないんですけど。
看護師になってからも、怖い先輩に怯えながら重たい足をかかえて病院へ。
辞めたいなんて数えきれないほど思ってました。
この頃は胃潰瘍になりました。
絶対患者さんよりメンタルも身体もやられてたと思います。笑
今ではびっくりすることに仕事にやりがいも楽しさも感じてやっています。
そんなものなんですかね。
「なりたくて看護師になったんだから患者第一で患者さんのいうことはちゃんと聞きなさいよ!」
みたいな横暴な台詞を言われると未だにイラッとはしますけどね。笑
最初に看護師目指したときの気持ちは忘れました、って言い返したくなります。笑
目指した頃とは違うモチベーションで仕事してますので。