こんにちは。
今日は夜勤明けなので、こんな時間での更新です。
今日は表題通り、自分自身の話をしようと思います。
私は精神科で看護師をしています。
そして、精神科受診歴もあります。
私の場合は明確な診断はついていません。
強いていうなら不安症とかそんなものだったと思います。
きっかけは、3交代だった時の準夜終わりの話です。
定時は深夜1時だったので、帰りは定時に終わっても1時半くらいにはなってしまう勤務体制です。
帰りに、知らない男の人に怖い思いをさせられました。
その日は警察にお世話になったりバタバタしていたので、そうでもなかったのですが、次の日、落ち着いてみると急に漠然とした不安が襲ってきました。
夜が怖くなったのです。
結局、過呼吸発作のようになってしまい、友達に付き添ってもらい自分の病院の救急外来を受診。
そこで精神科コンサルト、となりました。
しばらく私は夜も眠れない、夜が近づくと不安が強くなる、そもそも日がくれかけた時には怖くて外を歩けない、という症状に苦しめられました。
仕事も労災ですが、一週間程度お休みをもらい、次の月は夜勤を外して貰いました。
ワイパックス(抗不安薬)を定期で飲み、睡眠薬はルネスタでは効かずにベルソムラになりました。
定期的に外来受診。
主治医が職場にいるというシュールな状況でした。
幸いにも不眠感は一ヶ月ほどで軽減しましたが、夜が歩けない、その日の事が夢にでる状況はしばらく続き、不安から友達に依存的になり少しギクシャクしてしまった人間関係もあります。
自分はもう大丈夫だ、回りに迷惑はかけられないと思っていましたが、今考えるとかなり不安定な状況は半年くらいは続いていたように思います。
自分ではコントロール出来ない病的な不安感、それに伴う人間関係の崩壊を自分が経験し、今では仕事に生かせる経験をしたな、と思っています。
精神症状は目に見えないので、夜の不安感を抱えたまま深夜勤務(深夜0時から朝9時まで)には2ヶ月後には入れられていました。
さすがに準夜勤務はその後2交代に変わるまで免除して頂きましたが。
震えながら仕事に行っていました
家を出る前に薬を飲んで仕事に行っていました。
追加して、警察と労働基準監督所には何度も呼ばれ、何度も当時の事を説明させられました。
忘れかける度にほじくりかえされている気分でした。
労災は精神でとるのが難しいので半年しか通院は認められないだろうと言われたりもしました。
抗不安薬は鎮静作用があるのでその薬を飲みながらの仕事はとてもきつかったです。
でも飲まないと不安で家を出ることができませんでした。
この短い経験だけでも沢山苦しい思いをしたし、悔しい思いをしました。
精神科がもっと認められやすい世の中になることを願っています。