おはようございます
内藤です

 

第145回のテーマは
「緊張」

 

松岡修造氏の言葉

 

緊張するのは、自分自身が本気になっている証拠です
緊張している状態は嫌いではありません
極度に緊張するのは
この思いをしっかり伝えたい
この試合は絶対に勝ちたい
そんな気持ちが強いからです
なんとなく中途半端だったら、 緊張しないはずです
それだけ自分が本気になっている証ですから
「緊張してきた。どうしよう」と
不安を覚えてはいけません
逆に「緊張してきた。よっしゃあー!」
というぐらい自分を応援したり喜んじゃいましょう

 


素晴らしいですね

「緊張」を的確に捉えた考えです

 

日曜日
ジュニア2の定期大会

 

初参加の女の子がいたんです

それはそれは緊張していました

 

ほとんど頭が真っ白になっていたでしょうね

 

何とか試合をやりきって
最後の試合は本来の
いや、それ以上の力を出して勝っていました

 

この子もそうですが
やはり誰でも最初は緊張がみられます

 

いいことです

非常に素晴らしいことです

 

緊張の捉え方
つき合い方を少し間違ってしまうので
パフォーマンスが落ちてしまうのですが
緊張すること自体はいいことです

 

それが冒頭
松岡修造の言葉

 

本気だから緊張するのです


そしてさらに付け加える必要があります

 

この緊張
体に何が起こっているのか

 

これは体の問題
脳の問題なので説明がつきます

メンタル云々は関係ありません

 

緊張すると
脳はノルアドレナリンという神経物質を分泌します

 

すると
交感神経が優位になり
血圧が上昇
心拍数、体温も上昇
発汗し、口が乾きます

 

これはどういう状態か

交感神経が優位になって
体が働きやすくなっているんです

 

戦闘モードです

 

緊張すると
体は戦闘モードになってくれているんです

 

なので
緊張はいいことなのです


それをね
緊張を悪いものとして捉える

 

「あー緊張してきた、どうしよう」
「緊張を抑えないと」

 

そんなことを考えるとね

体は戦闘モードなのに
頭はそれを抑えようとする

 

自分の中でバランスを崩して
体の機能を低下させるんです


せっかくの緊張です
体が戦闘モードになってくれているんです

そのまま乗っかりましょう

 

「よぉっし!来た来たー!」
「緊張してきたぞー!」
「おっ、ドキドキしてきた、戦闘モードだな」
「ナイス俺の体!一口水でも飲んでから行くとするかー!」

って


緊張を味方にすればいいんです

 

緊張の意味をしっかり理解して
体の反応をそのまま受け取ればいいだけです

 


もう一度言います

 

緊張はいいことです

 

そんなの誰でも知っていますよね

 

「緊張したらダメよ」
「リラックスね」

なんてこと言う人もね

 

例えば自分の子がダラダラしていると

「もっと緊張感を持ちなさい」

とか言うんです


どっちやねん!

ってことですね

 

やはり緊張感を持つべき
緊張すべきなんです

 

スポーツなんて絶対そうです

 

さあ今から戦うぜっていう者がね
リラックスなんてしてる場合じゃありません

 

体を戦闘モードに
緊張状態に持ってこないといけません

 


再度
松岡修造の言葉

 

「本気だから緊張する」


まさにそうでしょう

 

皆さんどうですか

レッスンを受ける時、緊張していますか

緊張感がなくなってきてやしませんか?

 

初めの頃はもっと緊張していたはずです

 

緊張が薄れているというのは
本気度が薄れてきているのと同じ

 

今一度
もっと本気で
もっと緊張して
レッスンに取り組んでみましょう

 

まあ、これは私たちにも言えること

 

私も1年目の時の方が
緊張してレッスンをしていたような気がします

 

今日から改めます

一つのショット
一つのアドバイス
本気で
緊張して
レッスンに臨むようにします


たぶん・・

 

まあ、たまにはリラックスするクラスも作りますけどね

 

・・・

 


今日は緊張しよう!
目の前の仕事に本気で向き合う!
家事も本気で!
掃除と洗濯
50分以内に終わらないと腕立て50回
例えばそのように
本気にならざるを得ない設定にするのも一つの手です
本気になって
緊張して
取り組む習慣も付けておきましょう!