おはようございます
内藤です

 

第117回のテーマは
「自分よがり」

 

今週のレッスンテーマ
スマッシュ・・でしたっけ?

 

まあ、スマッシュも以前に書きましたよね
確か・・・

 

読み返しておいてください

 

もうrebornも117回です

 

たまにね
これまでのものを
読み返してみるのもいいかもしれません


私はしませんけどね

 

「終わりなき旅」
ミスチルの名曲のワンフレーズ


息を切らしてさ
駆け抜けた道を
振り返りはしないのさ
ただ未来だけを見据えながら
放つ願い

 


そうですよ

私に振り返ってる暇などないんです

 

立ち止まったり
寄り道したりはしょっちゅうですけどね・・・

 

ずっと走ってても疲れますからね

 

どっかのタイミングでミスチル週間でもしようかな

ほんとね
刺さる歌詞が結構あるんですよ


おっと、また寄り道が・・・

 

で、本題ね

昨日の続きです

 

昨日ね
テレビでやっていたんです

 

池袋の事故について
高齢者の免許証返納について

 

街頭の高齢者へのインタビュー

 

78歳の男性
不自由なところはなく元気とのこと

 

家族には運転は控えるように
免許証を返納するように
と言われているが

 

「いやー、まだまだ現役」
「若い連中の方が危なっかしいでしょ」
「私は大丈夫。心配には及びません」

 

・・・

 

これが現状なのでしょう

 

やはり高齢になると
判断が鈍るのでしょう

 

自分の能力がどうとかではなく
現代日本社会における交通問題
この車社会における
78歳という高齢者の立ち位置

 

そこを客観的に見つめる思考力がもはや欠落している

 

別の話に論点をすり替え
「自分は大丈夫」と
大丈夫という評価が
自分以外の何からも担保されていない状態で
意見しているんです

 

滑稽です

 

78歳はもう運転は無理だよ
大丈夫じゃないんだよ
それは78歳のあなたには理解できないんですよ


ということでも

 

「いや、私は大丈夫」

とか言うんです

 

やはり強制力のある規制を作らなければ
この問題は解決をみないでしょうね

 


それとこのタイプの人間の
もう一つの問題

 

「そんなに心配しなくても私は大丈夫」的思考

 

少しケースは違いますが
根本的に同じようなことが
レッスンでもあります

 

ラリーとかゲームの時にね
コート脇に立ったり
ボールが来そうなところでボール拾いをしたり


サーブ練習の時にね
リターン側の後ろでボール拾いをする人とかもいるんです


サーブのボールが飛んでくるのにですよ

 

でね

「そこボール行きますから、いいですよー」

って言うとね

 

何て返してくると思います?

 

「あ、大丈夫でーす」

 


えーーーーー!!!!!


開いた口が塞がりません

 

いや、あなたの心配はこれっぽっちもしていません

 

もしそうなら
「危ないから気を付けてくださいね」
って言います

 

ただ単にね
邪魔だからどいてね
気を遣ってね
っていうことです

 

打つ人がね
気を遣いますよね


当たったら悪いな
思いっきり打たない方がいいかな
って

 

そんなことも想像できずに
「私のことは気にせず」
みたいなことを言う自分よがりの人が結構いるんです

 


ジュニアにも注意します

 

ボールを打つ子に近づいていたら

「邪魔だから下がりなよ」って

 

危ないから下がりなよ
とは言いません

 

近づいた子がラケットに当たって怪我しようと
それはどうでもいいです

 

問題は当ててしまった子

 

自分は何も悪いことをしていないのに
加害者になるんです


しかもプレーを妨げられることにもなります

 


自分が危ないからとか
そんな自分よがりのことはいいんです

 

問題は周り
周りの迷惑になるか否か

 

自分がどう判断するかではなく
周りの人がどう思うか

それが大事なシーンというのもあるでしょう


自分がどう考えどう動くか
周りに流されずに確固たる自分を持つ

そんな態度も当然大切です

 

ただ、他人の迷惑になる
場の空気を極端に悪くする
という場合は考えを他に及ぼすという想像力・柔軟性が欲しいものです

 


今日は想像しよう
自分の行動・態度・意見・雰囲気によって
周りの人にどういう影響を与えるか

自分がしたいこと
自分を犠牲にして気を遣ってしていること
が、実は他人の迷惑になっている
なんてことがあったりもします