おはようございます
内藤です

 

第53回のテーマは
「ポーチボレー」

 

今週のレッスンテーマ
フォアの決めボレー


主にポーチボレーをするので、ポーチボレーに絞った3ヶ条


決めボレーの打ち方は詳しく書きません
というか、詳しくなんてありません

 

初心者でもキッズクラスの幼稚園生でも出来ます

 

ラケット立てて
体の前でパンッ!

 

以上です

 

本当にそれ以上何もありません


何も足さない
何も引かない

両手を前に出して走ってきてパンッ!です


少し動かす(スイングする)としたら
誰かとハイタッチするときの感じです

 

そんなに激しくしないですよね
でも「パンッ」って音がするように軽く弾きますよね

飛んできたボールにハイタッチするイメージでしてみてください

 


で、ポーチボレー


本来、硬式テニスではポーチボレーはハイリスク
逆をつかれて軽くストレートに流されただけでエースになりますからね


軟式はちょっと抜かれても後衛が追い付けます

 

硬式では
平行陣にしてクロス側が詰める
この動きが重要になるわけですが
これも経験がないと難しい

 

決めボレーのショット自体は簡単ですが
ボレーで決めに行く動きが難しいんです

 

ハイリスクとは言いましたが
ポーチボレーも必要なのでいきましょう


ポーチボレー3ヶ条


1.手を上げて準備

 

前衛でポジションを上げた時は
構えの手の位置も上げます

 

今からポーチで決めに行くのに
ネットより低い所でボレーをすることはありません

 

手の位置がおへその前辺りから、決めボレーに行くので

大きく振りかぶってしまうのです

 

ポジションを上げたら手も上げる

 

手を前に出す
という感覚の方が、よりいいかもしれません

 

前に出せば自然と手の位置が高くなって
パッとラケットが出るようになります

 

まずは構えを気を付けましょう!

 


2.上体から前へ

 

足が出なかった・・
もう1歩前・・・
横に出てしまった・・

 

皆さん足が出ないって言います

 

はい、そりゃそうです
足はなかなか前に出ません

 

直立静止した状態から、パッと足は前には出ません


これは話すと長くなるので置いといて・・

 

上体・上半身でリードしないと足は出ないんです

 

上体を倒すように
上体から突っ込むように
動き出せば勝手に足が付いてきます

 

手を前に出して
顔から突っ込んで行くようにしましょう!

 


3.走り抜ける

 

ポーチボレーは勢い重視です


勢いよく行かないと間に合いません

 

軸足から入って
溜めて
きちんと打つ
みたいに考えていると永遠に出られません

 

出てみて余裕があれば、当然きちんと打ちますが
基本的にヴァーって走り抜ける感じです

 

次のこととか考えなくていいです

 

決め切りましょう!
取れなかったら諦めましょう!

 

それほどリスクのある極端なプレーだということです

 


以上

あとは、やはり出るタイミング
相手との駆け引き

相手の打ち方
試合の流れにおける心理状態


いろいろ加味して、ストレートには来ない
もしくは、ストレートに打ったとしてもミスになる確率が高い
その判断を一瞬でしないといけません

 

ポーチボレーを確率よく決めるには、経験が必要


そして、テニスを熟知していることが必要です

 

ただ、もしポーチボレーが得点に結びつかなくても
相手にプレッシャーをかけることは事実です

 

一度ポーチの動きを見せれば

それ以降、相手は打つ度に気になります


相手のショットの精度を奪うことが出来ます

行くぞ、行くぞと見せかけて、行かなくてもOKです

 

前衛の仕事は
動きをつけて、相手にプレッシャーを与えること


相手のショットの精度を低くすれば試合を有利に進められます

 

ポーチボレーをきっかけにして
前衛の動き、役割を整理してみましょう

 


今日はハイタッチ
挨拶代わりにハイタッチ
ボレーも上手くなるし、気分も良くなります!