おはようございます
内藤です

 

第23回のテーマは
「にもかかわらず」

 

私が人生で一番大事だと思っているもの


それはユーモアです

 

お金がなくても
職を失っても
共に生きる人や仲間をなくしても

自分の心にユーモアさえあれば
生きていける
状況を打開して道を作っていけると思います

 

 

哲学者デーケンの言葉

 

ユーモアとは、たんに楽しいこと
面白おかしいことではない
苦悩や落胆を味わった末、
「にもかかわらず笑う」
これが真のユーモア精神です

 


困難に直面したとき
にもかかわらず笑う


そこから道は開けるんです

 

テニスの成長でもです
伸びるジュニアの子って
その感覚があるんです

 

厳しい練習や
上手くいかないとき
他の選手がしんどそうにしたり
イライラしたりしているのに
「ふっ」と笑う子がいるんです

にもかかわらず笑うんです

 

その子の中でどういう感情が沸き起こっているのか
凡人の私では計り知れませんが
なぜか笑うんです

 

本能的に察知しているのでしょう


今、ここで自分に必要なもの
それはユーモアだということを

 

 

ユーモアに関して私の好きなエピソードがあります

 

第40代アメリカ大統領
ロナルド・レーガン


皆さん世代は・・記憶にありますよね

共和党のレーガン政権の船出
暗殺未遂事件に見舞われます

 

ホテルの裏口で狙撃
弾はレーガン大統領の心臓をかすめて肺の奥深くで止まり
かなりの内出血
意識はあったものの呼吸は困難

 

いざ弾丸摘出の緊急手術直前


なんと、レーガンは執刀外科医たちにこう言い放ったのです

 

「あなた方がみな共和党員だといいんだがねぇ・・」

 

そうです!
命がかかわる大ピンチに、まさかのアメリカンジョーク!


これほどの土壇場でレーガンは笑いをとっているんです

 

執刀外科医は民主党員だったそうですが


「大統領、今日1日我々はみな共和党員です」


と命がけのジョークに応えてレーガンを喜ばせたそうです

 

手術は成功
驚異的なスピードで回復
3週間後には退院して執務に戻りました


そして
執務に戻ったレーガンの第一声が

 

「Hello♪」


カッコ良すぎませんか?
命の危機をギャグで切り抜け
3週間後に何事もなかったように
「Hello♪」と仕事を始める

 

尊敬せずにはいられません

 

どんなピンチだって笑いで切り抜けられそうですね

 


今日は笑おう!
にもかかわらず笑う!
困った時ほど笑ってみよう
ユーモアが道を開いてくれます!