巨編前回の続きです。できれば①からお読みくださると嬉しいです。

頑張れって言ってくださる ”がんばるさん” か
頑張らずとも良いと言う ”がんばらないさん” か
どちらかを選ぶことになった私
決め手は、
”がんばるさん” が言った
海援隊のような 『がんばれ』 連呼のフレーズでした。
とても温かく、心強い声だった。
きっと今まで守ってくれていたんだなと思いました。
その声があれば、私はどこまでも走れる気がした。
涙が出る。 どんどん 出る。
先日ラジオから流れてたあの懐かしい曲のように
胸に刺さって
選択に迷う。
” この手を離せば もう逢えないよ ” (SEAMO ”マタアイマショウ”)
その恋人同士の別れのワンフレーズのように切なくて
悲しくて・・・
私が生まれるずっと前から 何世代も前から
自分を見守ってくれた2人のおじいちゃん。
どちらかとこの先も生きて
どちらかとはここで永遠に?さようなら。
でも、私はもうわかっていたのです。
どちらを選ぶべきか。
私はハンカチから顔を上げ言いました。
「 わかりました。 決めます。 」
「 ・・・ 私もうがんばりません!! 」
・・・続く