7月13日から、パシフィコ横浜では『特別展マンモスYUKA』が開催されています。
9月16日までの9:00~17:00まで期間中無休だそうです。
何故か水曜日と金曜日は19:30までのようです。
ロシア連邦サハ共和国や神奈川県立生命の星・地球博物館などの協力のもと、
今回のメイン=全長3メートルのほぼ完全な状態で出土された冷凍マンモスの他、
数々のマンモスの化石が展示品とされ出展ています。
展示会のおおまかな説明は公式サイトより以下に引用します。
【特別展マンモスYUKA公式ホームページより引用】
2010年、シベリアの永久凍土から絶滅した1頭のマンモスが発掘されました。3万9000年前のメス(10歳)で、驚くべきことに四肢や長い鼻などがほぼ完全な状態で残っていました。
本展は、この少女マンモス「ユカ」の標本を冷凍保存のまま、世界に先駆けて一般公開します。
あわせて、マンモスと同時代に生息した絶滅動物でこれまで壁画や骨格標本でしか確認できなかったケサイ(サイの一種)の大型冷凍標本や、マンモスの全身骨格、マンモスの骨や牙と動物の皮でできた家など約100件を展示します。
というわけで、
このチャンスを逃したら、この先本物を目の前で見ることなんてもしかしたら一生ないかもしれないな、と思い、
夏休みに入った私は早速8月6日に見に行って来ました(*^。^*)
パシフィコ横浜へは、JR横浜駅からみなとみらい線へ乗り換えてみなとみらい駅で降りれば割とすぐなのですが、
めちゃくちゃ暑い外を歩くのはだるかったので、
わざわざバスでパシフィコ横浜へ向かいました。
運行本数は少ないですが100円で乗車できる“ワンコインバス”というのもお得で便利ですヨ。

パシフィコ横浜へ到着!
でもひとつ手前の“展示ホール前”で降りた方が道を横断しなくて済みました。失敗(^_^;)
マンモスYUKA展は展示ホールAで行われています。

入場口の大きなポスター。
そうそうチケット(入場料)ですが、
高校生以上大人が、
当日2,200円、前売1,800円、団体1,800円
小中学生が、
当日1,200円、前売 900円、団体 900円
です。
チケットぴあやローソンチケットやe+(イープラス)で事前に買えば前売り料金になるようです。
私は公式HP割を使って、2,000円で見て来ました。
名前が“ゆかちゃん”とか“ゆかりちゃん”とか“ゆうかちゃん”や“ゆたか君”など、
“ゆ”と“か”の両方が入っていると入場料がすごく安くお得に入れるみたいです。

マンモスを語るには、象と切り離しては語れないそうで、
展示会の最初は象についての紹介から始まります。
象の種類や象の移動経路や象の詳細云々。

一番大きなアフリカ象に次ぐアジア象の骨格です。
確かに骨だけ見ると、マンモスにそっくりですね~。

象のコーナーが終わると、いよいよマンモスの説明ゾーンでした。
マンモスの化石が沢山並んでいました。
これは、マンモスの牙や皮膚や骨を利用して作られた住居です。
なんだかすごい(゚Д゚)
大きくて圧巻です。

実際にマンモスの歯や骨や牙や体毛に触れることもできました。
はじめ人間ギャートルズ=後のはじめ人間ゴンのキャラクターが、展示場内の説明パネルには登場しているところが嬉しいです。
歯を案内しているのはピー子ちゃん♪
体毛コーナーのパネルにはドテチンが描かれていました(笑)

そしていよいよ永久凍土から見つかった本物のYUKAのゾーンに入ります。
YUKAという名は発掘された地方名“ユカギル”から付けられたそうです。
(愛知万博に飾られていたユカギルマンモスと同じ)
発掘の様子などを映像が紹介されていました。
沢山の人が熱心に画面に集中していました。
YUKA自体の写真撮影は禁止でしたので、
写真は撮れませんでしたが、
ガラスで出来た大きな冷凍室にYUKAちゃんは展示されていました。
(スタッフの人が『YUKAちゃんは撮影禁止でーす!』と呼びかけていました)
うお~これが39000年前の姿なんだなぁ、とか、
そんなに前のものがこんなに綺麗に永久凍土に埋まっていたんだなぁ、とか、
解凍したら動き出しちゃうとかないかなぁ、などと思いを巡らせながらじっくりとその姿を私は見て来ました。
39000年前と言われても、その膨大な時間の差をうまく想像することは出来ませんが、
何億万年前とかに比べれば、まぁず~っと身近な感じがしますね。
YUKAちゃん未来の世界へようこそ!
でした(^^)/

最後のゾーン、はじめ人間の原画コーナー(こちらも撮影禁止ゾーン)を抜け、
記念撮影やお土産販売やカフェの場所が最後のスペースでした。
そうそう、愛知の“愛・地球博”のときのユカギルマンモスの展示場では、
頭部くらいの展示にも関わらず押し寄せるくらいのお客さんの数で、
行った人の話では近くでは数秒ほどしか見られなかったと聞きましたが、
このYUKAちゃんは何分でも何時間でも見ていても大丈夫そうなくらい、
会場に余裕がありました。
なので、ゆっくり眺めていられるので大丈夫です。
ゆっくりゆっくりと、何万年前もの世界にひたっていられました。