ふらのさんが昨日北海道弁を紹介していたので、
こちらは早速神奈川弁を。
 
神奈川弁には、湘南訛り・横浜訛り・静岡弁・千葉弁・東京弁が混ざっています。
現代の若者は“○○だべ”や“○○じゃ〜ん”くらいしか使わない気がしますが、
古い年代の人ほどこんな感じ↓になります。
そんなに難しい言葉はないような気がしますが、
かなり荒っぽい印象です(笑)
 
 


 
[魚屋も営んでいる漁師のおっちゃん]
あのよー。
この前、猫が店の前に干しといた魚かっぱらって、
Qちゃんちのよこっちょ入って行っちゃってよー。
うんならかして行ったんだけど、
すばしっけェ奴で、
足すげェはえェんだよ。
かどっこ曲がったらもういなくなっちゃってやんの。
 
[SMAP中居君] 
無理だべー。
あんなの。
捕まるわけないべー。
かったりぃだけだべー。
 
[魚屋も営んでいる漁師のおっちゃん]
そんでもってそこでおばちゃん達がくっちゃべってんの聞いたらさー、
あの猫いっつも、うっちゃってあるゴミあさってさー、
色んなもん食べてるらしい常連のひでェ猫だってよー。
 
他の猫が先にゴミあさってんのに、
よこはいりするらしいしよー。
とんでもねェよーアイツ。
おまけにあたこくと、そこいらじゅうに糞するってさー。
おい、そこんとこ何とかなんねェかな。
 
[幼少の頃のQちゃん] 
へ〜可愛い顔して結構ひどいじゃんか。
今度来たら一回ひゃっこい水でもかければいいじゃ〜ん。
 
[SMAP中居君]
だべー。
それしかないべー。
 


…となります。
 
そして上記を丁寧に翻訳しますとこんな風に。


 
[魚屋も営んでいる漁師のおじさん] 
あのですね。
この間、猫がお店の前に干しておいた魚を盗んで、
Qちゃんの家の脇道を入って行きましたので、
物凄く急いで全速力で走って追いかけて行きました。
しかし相手はとても動きが俊敏で、
足が凄く速かったのです。
角を曲がったところでもういなくなってしまいました。
 
[SMAP中居君] 
無理ですね。
あれは。
捕まるわけがありません。
疲れるだけですね。
 
[魚屋も営んでいる漁師のおじさん] 
そして、そこで(近所の)オバサン達の喋っていた話を聞いたところ、
あの猫はいつも捨ててあるゴミをあさっては、
色々な物を食べている常連のひどい猫だという事でした。
 
他の猫がゴミを先にあさっていても、
割り込みをするらしいです。
道理から外れていますよ、あの猫は。
おまけに機嫌が悪く当たり散らす時には、辺り構わず糞もするようです。
ちょっと、その点は何とかならないでしょうかね。
 
[現在のQちゃん] 
へえ、可愛い顔して結構ひどいのですね。
今度来たら、一回冷たい水でもかけてあげたらいいですね。
 
[SMAP中居君]
そうですね。
そうするしかないですね。