映画「地獄門」(1953年・日本・89分)
監督:衣笠貞之助
観終わってみれば、完全なホラーでした。
人妻・袈裟(京マチ子)に虜になった盛遠(長谷川一夫)。
取りつかれたように、袈裟を追い掛け回す行動は恐怖でしかない。
力ずくで袈裟を自分のものにしようとする盛遠。
袈裟の夫・渡(山形勲)は、妻が危険なことに気づかない。
あまりにも間抜けなので、あきれてしまった。
渡役の山形勲は老人役しか観たことがなかったので、青年姿が新鮮です。
最後、袈裟を殺した盛遠は僧になって反省する。
身勝手な主人公・盛遠に感情移入できなかったなあ。