NHKのドラマ、魯山人のかまど。
全4回らしい。第1回を見た。
このドラマ、間がいい。
セリフのない、それこそ間が長いシーンがちょこちょこあって、そこがいい。
最近のドラマに見慣れてしまうと、一見、必要無さそうな間伸びしたシーンが現れると、「長いな」と敏感になってしまう。
しかし、そこがいい。リアルだ。
実生活はドラマじゃない。間延びした瞬間なんていくらでもある。
実生活の間延びした所をカットして、美味しい所だけ、編集して放送時間に詰め込んだのが、普段のドラマって事だ。
「魯山人のかまど」は、あえて、間が描写されている気がする。
せわしなく無いし、そっちの方が、実話っぽくてリアルだ。
冒頭、魯山人邸を、主人公よね子達がたずねて、魯山人が登場してくるのを待ってる描写。
ここの間がよかった。何か、微妙に無駄に長い。
魯山人がふつうに人を待たせる人だって事がじわじわ伝わってきた。
と、同時に、よね子がやたらしげしげと湯のみに見入っている描写で、素直で好奇心旺盛な主人公の人柄が伝わった。なかなか見事な導入だと思う。
「美味しんぼ」世代の我々が見ると、魯山人とよね子の関係は、まんま、海原雄山と栗田ゆうこだね。
出てくる料理も、素朴だけど、見てるとやたらと腹が減ってくる感じでいい。
我々おっさん世代が、ゆったり見られる良作と感じた。
後3回。楽しみにしたい。