東京都の石原慎太郎知事は26日の記者会見で、自民、民主に対抗する「第三極」の構築に向けて、日本維新の会やみんなの党と連携すべきだとの考えを示した。石原新党の母体となるたちあがれ日本が、政策の不一致を理由に両党との連携に難色を示している点を指摘しながらも、「大眼目は官僚支配を壊すこと。(政策は)選挙後に擦り合わせたらいい。共鳴してくれる政治家と大連合を考えるべきだ」と訴えた。

 石原氏は「(各党で主張に違いがある)原発や消費税は大事だが、ささいな問題だ」と強調。25日のたちあがれ日本との会合では「大連合に反対なら一人でやると言った」と明かした。

 日本維新代表の橋下徹大阪市長は、石原新党との連携に前向きな姿勢を示しており、石原氏と橋下氏は意見交換を重ねている。一方、みんなの党の渡辺喜美代表に関し、石原氏は「会ってくれるか分からないが、近々話をしたい」との意向を示した。


 石原新党と維新とみんなを混ぜると、官僚制を破壊、地域主権・道州制、実質的な徴兵制、憲法破棄、参議院を廃止、首相公選制、TPPに加入しながら反対、横田基地のみならず米軍を叩き出して自主防衛、素晴らしい政党ではないでしようか。笑ってしまいそうですが。

 関東と保守を石原新党とみんなが抑え、関西は維新。政策ブレーンが見えると良いのだが。元経産省の古賀氏、元財務省の高橋氏、政策の出来る人が前に出てくればと思う。みんなは良い人材が多いと思いますが、「たちあがれ日本」が結党したときに渡辺善美氏がTVカメラの前で、「立ち枯れ」と言った。こんな非礼な人たちと組むのでしょうか、寄せ集めの選挙互助会な民主党と同じ臭いしかしないような気がします。

 そこまで節操なく集めるなら、諦めて自民党に入ればいい。政策からして自民党に入ればいいだけ、石原+安倍と橋下+渡辺はだいぶ違う。真逆の思想で自民党をドロップアウトしたみんなとたち日が連携できる理由がないとおもいますが、安倍自民党単独で石原は安倍と連立組めばいいと思います。

 「官僚支配を壊す」という目的でも愚策ですが、「協力関係の自民に対して影響力(キャスティングボード)を持って、そこから官僚構造の打破を図る」ってほうが現実的、そもそも安倍政権時代でも脱官僚主義的だったわけだし(だから過剰にある事無い事リークされて、マスコミから叩かれたんだけど)次の選挙で一気に第三極が政権を握れる流れならまだこの力技は分かるが、そうでもないでしょう。