新党「日本維新の会」(代表・橋下徹大阪市長)の次期衆院選に向けた選挙公約案が26日、わかった。終戦から100年にあたる2045(平成57)年を目標に「外国軍の国内駐留を全廃し、国土と国民を自力で守る」と記し、沖縄県をはじめとする在日米軍の全廃を盛り込んだ。

 公約案では、「国家の独立」について(1)独自の国防軍の編成(2)強制通用力を持つ独自通貨の発行(3)徴税-を満たすことで成り立つ、と定義した。在日米軍全廃は「独自の国防軍編成」の実現に必要とした。 一方、橋下氏が沖縄県名護市辺野古以外に「良いアイデアがない」としていた米国普天間飛行場(同県宜野湾市)移設については触れなかった。

 「強制通用力」を持つ独自通貨発行策として、アジア通貨統合や新たな国際通貨制度のルール設定を日本政府が主導していくことを盛り込んだ。

 橋下氏の発言で物議を醸した島根県・竹島、沖縄県・尖閣諸島や北方領土の対応については「国際法上、いずれもわが国固有の領土であることは疑いの余地がなく、一切の妥協を排する」と記した。

 当初、竹島の「共同管理」について「現行の日韓漁業協定により設定されている暫定水域での共同管理の現状を踏まえ、慎重に検討する」としていたが、25日の国会議員団会議までの過程で削除された。ただ、橋下氏が最終判断するため、さらに加筆・修正されることが予想される。


 米との同盟関係をどうするつもりか分かりませんが、国防費が3兆とか5兆とかに跳ね上がるんじゃないか、沖縄から米軍が撤退しても自衛隊の駐屯地になるだけの話だが、自衛隊に置き換わっても沖縄は「出て行け」と言い続けるような気もする。米軍抜きで国防はどうなるのか、日本分裂させた上に米軍全廃なんて隣国が攻めやすくさせているようにしか見えないと思います。

 アジア通貨統合ですか、やはり新自由主義者の狙いはアジア統合らしい、独立主義者かと思ったがこういう所で統合志向ですか、これも代替エネルギーの話とおなじ、すぐに米軍を全廃できるわけもないし、やったら国が滅ぶ、国軍を強化するのは賛成だが10年くらいのスパンで考えるべき。

 結局、鳩山氏の東アジア共同体と似たようなコンセプトらしい、やれやれという感じ、国家の独立はそれだけではない、維新の定義だと、日本語は日本の独立に必要ないらしい、日本語がなくなり英語が公用語になっても日本は独立していることになるのでしょうか。

また教育も維新の定義だと日本人の民族教育をせず、「日本人などありません。あるのはアジア人です」という教育をして日本人のアイデンティティを希薄にしていっても問題ないらしい、それで独立が維持できるのでしょうか。

核武装他、自主防衛出来るなら賛成してもいいけど、絵図がないなら駄目だ。自前で国を守り切るためにはまず、周辺諸国が怖がって手出しできないくらいの膨大な軍事費や兵力が必要だが、遠回しに軍備拡大するよって事ではないですか。右翼版の詐欺フェストの臭いがぷんぷん漂ってくるような気がしますね。

憲法も変えないと無理だし隣国の状況考えると今の自衛隊の人数じゃ日本だけで防衛なんて無理でしょう。本当にこの人何も考えずにただ受け狙いだけの発言が目立つ。昔の民主党が政権取る前に出来もしないことを散々言ってたのにそっくりではないですか。