九州バス旅 28 (きりしま号②) | Qの乗りつぶしニッポン

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日本国内のJR、私鉄の乗りつぶしを中心にぷらっと旅に出かけています。ここ数年は鉄路のない自治体へ路線バス等を利用して市区町村の塗りつぶしする機会が増えてきております。

「きりしま」号に乗って、鹿児島から熊本へ。

 

南国交通バスターミナル(Reise:ライゼ)を出発し、電車通りを走る。甲突川に架かる高見橋を越えて鹿児島北ICを目指すため加治屋町交差点を左折する。珍しく、交差点で宇和島自動車のバスを見かける。 

 

左折した加治屋町交差点から直進すると途中の平田橋交差点から国道3号線へと変わる。そして、JR鹿児島本線のガードを潜る。このすぐ近くの甲突川には新上橋(しんかんばし)があり、“五石橋(ごせっきょう)”と呼ばれる江戸時代からの5つの石橋の内の1つが架かっていたのだが、1993年の8月水害で流失してしまった。現在は流失したもう1つの石橋である武之橋(たけのはし)以外の玉江橋(たまえばし)、西田橋、高麗橋の3つは鹿児島駅北側にある石橋記念公園に移設されている。

 

国道3号線を北上し、鹿児島北ICに着く頃には酷い雨となっていた。

 

高速道が土砂降りの中、一路北へ。

 

バスは鹿児島空港へ立ち寄るため、高速道を一旦降りる。この頃にはすっかり雨は上がっていた。

 

「きりしま」号は鹿児島空港にも立ち寄るので、何なら霧島温泉からのバス移動では空港乗り換えをしてもよかったのだが、SUNQパスをフルに活用したく、また懐かしのラーメンも食べたかったので鹿児島市内まで足を伸ばしたというのが本音だ。

 

鹿児島空港を後にして、再び九州自動車道へ。空港近くに立つ西郷さんの銅像を背後から見る。

 

鹿児島県から再び宮崎県に入り、えびのICを過ぎた辺り。川内川を渡る。中央奥に見えるのは九州国際高校で、宮崎の日章学園高校と鹿児島の鹿児島城西高校(両校ともサッカーの強豪校)と同系列の私立高。

 

出発して1時間40分経ったPM18:30、山江SAにて休憩。

 

山江SAの給水塔は「ガラ」と呼ばれる球磨焼酎を入れて温める陶器を模したデザイン。決して、このSAの水道管から球磨焼酎が出てくるというわけではない(そりゃそうだ)。

 

人吉から八代までは山の中。トンネルと緑が繰り返される。そして、私はぐっすりと眠る。

 

目覚めると、バスは熊本市街地に入っていた。もうすぐ終点の熊本交通センターに到着。

 

すっかり夜なので、熊本城も綺麗に写せず。今考えれば、何とかして綺麗に撮っておけばよかったかもしれない。

 

<つづく>