筑波山を降りるに当たって、折角なので女体山側のロープウェイを利用する。というか、筑波山きっぷを買ったので、それを利用しないわけにはいかない。ただ、このロープウェイは鉄道扱いとなっていないので、乗りつぶしの範疇ではない。
筑波山ロープウェイの女体山駅。女体山山頂まではここから約5分。登山はもう既に終わったようなものだ。
きっぷ売り場。
乗り場横の展望台からはつくば市街地を眺められるのだが、霞んでよく見えないのはちょっと残念。ここに来て、日頃の行いが悪いからなのか・・・。
先程までいた御幸ヶ原とその奥の男体山が良く見える。
麓のつつじヶ丘駅からやって来たロープウェイのゴンドラ。20分起きの運行。
女体山駅は標高840m。
スイスのCWA社製のゴンドラは定員71名。CWA社は現在世界最大の索道メーカーであるドッペルマイヤー・ガラベンダ・グループの一員で、ここのリフト、ゴンドラ、ケーブルカーは世界中のどこでも見られる。日本では日本ゴンドラが提携しており、筑波山ロープウェイ自体は日本ケーブルが設計製作したもの。
ゴンドラ自体は2代目。赤と白の2台で白は「1号機」、赤は「2号機」と呼ぶらしい。1代目は「なんたい」と「にょたい」だったようだが、乗り物の名前としては難しいところだろう・・・。
ゴンドラ入口は広い。乗降が楽だろう。
ゴンドラ内は座席も少なく、広い。つり革も輪っかではなく球体。
他の乗客もいないので、貸し切り状態である。
高所恐怖症の私としては苦手な部類なのだが、折角乗るので景色を楽しみたい。
<つづく>