道東周遊旅 32 (4日目:知床岬クルーズ⑤ ヒグマの親子?) | Qの乗りつぶしニッポン

Qの乗りつぶしニッポン

日本国内のJR、私鉄の乗りつぶしを中心にぷらっと旅に出かけています。ここ数年は鉄路のない自治体へ路線バス等を利用して市区町村の塗りつぶしする機会が増えてきております。

2014年5月下旬の道東の旅、最終日。

 

カムイワッカの滝辺りの海食崖。

 

この辺りでは横の縞模様に浸食の跡が見える。

 

柱状節理っぽいところもある。

 

こちらは硫黄川の河口部にある「ヨウシペツの滝」 

 

この辺りでもまだ知床半島の突端へは25kmほどある。

 

 

溶岩による崖は一旦なくなり、少し開けたところが見えてきた。こういった岸が低いところにヒグマが出没するとのこと。

 

ウブシノッタ川の谷間に架かるのは知床林道(一般車両通行禁止)の「硫黄山橋(知床第二大橋)」。背後に硫黄山(1562m)が見える。

 

船員さんから「そろそろヒグマを見られるポイントに近づいている」との案内。

 

岸に目をやると・・・、真ん中あたりに黒い物体が。

 

黒い物体が動いている。

 

携帯のカメラだとこれが限界。ただ、ヒグマがいることはわかった。

 

ルシャ川が流れ込むルシャ湾辺り。この辺りが知床半島では一番低いところとなり、このルシャ川の上流の分水嶺(280m程度)を昔は通行していたようだ。

 

ルシャ川が作った小さな扇状地。この辺りぐらいから黒い塊は全部ヒグマに見えてきた。

 

低いところにヒグマが出没するのは単純に餌となる魚を捕るためらしい。

 

知床林道の終点があるルシャ川の河口部近くには漁師が休んだりするための番屋が並び、そういったところにもヒグマが餌を求めて荒らしたりするようだ。

 

人と野生動物の共存は難しいのかもしれないが、まだまだ日本にもそういったところが残っているんだな。

 

<つづく>