北陸東海ぐるり旅 8 (はくたか かがやき 北陸 能登 白山 あさま) | Qの乗りつぶしニッポン

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日本国内のJR、私鉄の乗りつぶしを中心にぷらっと旅に出かけています。ここ数年は鉄路のない自治体へ路線バス等を利用して市区町村の塗りつぶしする機会が増えてきております。

<はくたか>
【金沢~高岡】

 

金沢から更に高岡へと進む。

 

413系。到着した(終点)のか出発する(起点)のか忘れてしまった。

 

ただこれには乗らず見送る。JR西日本管区内では車両を単色に塗装するのが主流だと思っている。単色に塗装する大きな理由としては塗装費用を抑えられるという点だろう。逆に言えば、派手な絵が描かれているラッピング列車がより目立つという点もあるかもしれない。

 

電留線から次に乗る列車がやってきた。威嚇するには十分に眩しい。

 

金沢~越後湯沢間を走る特急「はくたか」。現在、「はくたか」という名称は北陸新幹線の列車名へと受け継がれており、東京~金沢間を走っている。同じ区間を「かがやき」も走っているが「かがやき」は東海道・山陽新幹線で言うところの「のぞみ」で、「はくたか」は「ひかり」のような存在である。「はくたか」は「白鷹」であるがそういう鳥は実在せず、沿線である立山の開山伝説に霊鳥として登場する“白い鷹”がモチーフとなっている。

 

2015年3月に開業した北陸新幹線によって廃止となった特急列車。東京から上越新幹線で越後湯沢へ、そして短絡線となる第3セクターの北陸急行ほくほく線を利用して北陸地域を最速で結んでいた。今となっては懐かしい。上記の「かがやき」も北陸急行ほくほく線が開通する前に長岡~金沢間を走る特急として上越新幹線経由で首都圏とを結ぶ接続列車の役割を持っていた。

 

「はくたか」のエンブレム。“WHITE WING”はJR西日本金沢総合車両所所属の681系0番台につけられていた愛称。

 

クロ681-5。現在はしらさぎ用編成車両となっていると思う。

 

今回もグリーン席を利用。これまでと大きく変わらない。

 

越後湯沢方面へ進む場合、進行方向右側の2人掛けシート。

 

上記条件で進行方向左側の1人掛けシート。重厚感がある。

 

この「はくたか」が運行する前の東京~北陸間の昼間は長野経由の特急「白山」、夜行では寝台特急「北陸」や特急型電車を使用した急行「能登」が走っていたが、長野新幹線開業時に「白山」は廃止となり、「北陸」や「能登」も高速バスの台頭などで後に廃止(休止)となった。旅行で金沢に初めて行った際は旅費を抑えるために「能登」に乗っていった記憶があり、ブルートレイン「北陸」に乗ってみたかったなという思い出も。「白山」は全く乗る機会はなく、同じルートを辿る長野行の「あさま」には長野新幹線が開業する前に乗ることができた。

 

「あさま」に乗ったのは1996年の12月。その日の朝に何の気なしにNHKのニュースを見ていたら、長野オリンピックの会場となるビッグハットにてアイスホッケーのプレ大会決勝が行われるというので、

「アイスホッケーって見たことないな」

「決勝ってことはレベルが高い試合が見られるのではないか」

「オリンピック前に長野新幹線が開業すると、現行の信越本線が廃止になるから乗っておきたいな」

と色んな要素が私の頭の中に沸き上がり、すぐさま始発の上野駅へ行き、きっぷを買って乗車し、噂の碓氷峠も体感することができたのは今となっては思い出深い。

 

アイスホッケーはルールはわからなかったものの迫力があり、なかなか楽しかった。その当時、サッカーのユニフォームを収集していた頃で、アイスホッケーのユニフォームも「あの体格のいい人たちがぶつかり合いながらも着ていられるのなら丈夫な素材なのだろう」と思い、ちょっと手に入れたいなと思っていた。実は2年前の2019年2月にカナダ・バンクーバー、アメリカ・シアトルへの旅行を計画していて、その時にもユニフォームを買ってNHLの試合も現地で見たいなと思っていたが、諸事情で旅行を中止したため未だに実現していない。

 

急遽思いついた日帰り旅だったが長野オリンピックの記念グッズも購入し、その当時鹿児島に住んでいた両親に「八幡屋礒五郎」の七味と一緒に送っていたようだ。

 

「はくたか」とは全然違う話になってしまった・・・。

 

<つづく>