ヨーロッパ4か国周遊の旅(25)  <2日目:ライン川クルーズ⑭> | Qの乗りつぶしニッポン

Qの乗りつぶしニッポン

日本国内のJR、私鉄の乗りつぶしを中心にぷらっと旅に出かけています。ここ数年は鉄路のない自治体へ路線バス等を利用して市区町村の塗りつぶしする機会が増えてきております。

<オーバーヴェセル[Oberwesel]→ザンクト・ゴアー[Sankt Goar]>

 

オーバーヴェセルを出発して、もうそろそろローレライに近づく。皆さんそろそろとデッキに集まり始めた。


この辺りの崖の上は『スピッツナック[Spitznack]』という景勝地で、蛇行しているライン川を眺めることができるようだ。

 

ローレライの手前辺りでこちらの方々が歌い始めた。恐らくだが、ローレライにまつわる歌を歌っていただいているんだと思った(観光客という感じではなかった)。よくわからなかったが、歌い終わると乗船客から拍手が送られていた。

 

この辺りがローレライなのか、どうかよくわからない・・・。

 

皆さんが右前方の崖を見始めた。あの崖なのか?

 

どうやらこの崖らしい。

 

見るからに普通の崖に見えるのだが・・・。

 

よく見てみれば、岸に何か書いてある。

 

『ローレライ[Loreley]』。どこかわからないと思っていたことは全く杞憂。わかりやすく書いてある。

 

ローレライの伝説というのもあながちわからなくもないが、それなりに蛇行し浅瀬も多いこの辺りのライン川での操舵が難しく事故が多かったことを、「景色が綺麗だ」「乙女の歌に聞き惚れて」とか自身の技術が問題じゃないと言わんばかり話なんじゃないかと思った。

 

因みに船上から眺めなくとも全然楽しめるし、もし眺めるなら対岸の『アン・デア・ローレライ[An der Loreley]』、もしくは『ウルバル[Urbar]』という街からがいいと思う。ただ、鉄道の駅とかはないので車か最寄りの駅からタクシーか徒歩になるのではないだろうか。

 

となると、やっぱり船が便利か。

 

ライン川右岸の街『ザンクト・ゴアールスハウゼン[Sankt Goarshausen]』にある『ネコ城[Burg Katz]』。手前の白い建物は『ローレライ歴史博物館[Historischer Stadtturm & Loreley-Museum]』。

 

ザンクト・ゴアールスハウゼンの街を見ながら、もうすぐザンクト・ゴアーに到着。

 

<つづく>