
五所川原で進路を北から西へと変えた。
またもや広い雪原。

少し進むと先程まで見えていた岩木山は隠れてしまった。

その代わりに海が見えてきた。
この後はほぼ海岸沿いを走る。

鯵ヶ沢に到着。
キハ40とすれ違い。

防風柵越しの海。

天気は残念なほどに曇っている。

押しつぶしそうな空は海の上に広がっていて、
見ていて何だか息が詰まりそうだ。

海岸に奇岩が現れ始めた。

この辺りが千畳敷。

地震で隆起した海岸段丘の一部である。

列車の山側はちょっとした崖になっているが、
海側には整備された駐車場もある。

それでも見に来ている観光客は殆どいなかった。

時間も夕方4時辺りになり、
すっかり暗くなってきているのもあるかもしれない。



列車は淡々と五能線を南下していく。