ずっとスーパーでにらめっこしていた

棒ダラという、特別な食材。


おじいちゃん(舅)が好きだったんだって。


私の実家では食べなかったものですが

結婚してからは、

甘辛く炊いてあるものを買って

正月に食べる習慣になっていました。


おばあちゃん(姑)は

干し棒ダラを米のとぎ汁で一週間かけてもどして

炊いたこともあったそうです。



50センチはある丸のままのタラを

そのまま姿干しにしたものは

カチンカチンで、切るのも難儀すると聞いています。

そんなカチカチ棒ダラが、魚売り場に登場しているのを横目で見て

(無理、無理)

と素通りしていましたが、


そのうち、もどして、カット済みのものが並びました。

まだクリスマスくらいの頃です。



「こんなん今買っても、すぐに炊かへんしなー」



それを冷凍してあるものが並んだ時、

迷いに迷いましたが、

思い切って買ってきました。







里芋と炊き合わせる「芋棒」に挑戦します。

おじいちゃんが好きだったんだって。




あーあ、手間がかかると分かってながら

一度は挑戦してしまうのが

私という人間なのでした。




その代わりお煮しめを簡略にします。



今年は娘が帰ってこないので、息子に助手を頼みたいところですが、どうも期待出来なさそうだし、

例年なら、丁寧に具材ごとに炊いていたお煮しめも、

大原千鶴さんが3分クッキングでやっていた

ひとつ鍋で炊いてしまうやり方で済まそうと思います。

https://www.ntv.co.jp/3min/recipe/20231227/


🔺里芋でなく長芋を使っているのは

ヌメヌメが他の具材に移らないようにするためなんでしょうね。

(番組の尺が短いから、そんなことなど、多くは語らず進めていく千鶴先生)





里芋は芋棒に使うから、ちょうど良いではないか。

でも長芋は崩れそうなので、せめて京芋でやってみます。


平たい大きな鍋が要るので、隣の夫の実家で借りてきます。


鶏肉を焼いて、丸のまま野菜の上に乗せるなんて

大胆なことをやっている千鶴先生。

「こうすると鶏の旨みが野菜に移って美味しくなるんですよー」



今回は若い人向きに、簡単おせちをアレンジしている様子の千鶴先生。

酢ごぼうのごぼうを、片栗で揚げたりしておられます。



定番を外すことに、少し不安が残るけれど、

これもまぁ、やってみようやないかと

酢ごぼうは昨日、挑戦済み。



いつもと違うおせちに、

きっと家族にはなんか言われるでしょうね。笑



さあ、芋棒と

合わせ炊きのお煮しめ


どうなりますことやら、楽しんで作ってみます。