息子の入院、二度目の保護室、薬物療法の経過観察中。
なかなかお薬が効かない。
双極性障害から、統合失調感情障害の疑いも出てくる。
キツイお薬を試しているため、本人もしんどい様子、先行きの不安も訴えてくる。

しかし画期的に変わったことは母である私に対する疑念がなくなり、頼ってきてくれるようになったこと。
入院前からあまりに躁状態が強くて妄想が出てしまい特に私への疑念が強く出ていた。

先週金曜日から、面会に行った私にハグを求めてくるようになり、抱きしめることができた。
大丈夫、大丈夫と私は息子を抱きしめながら何度も言った。
表情は薬によって乏しいけれど、心の内を話す内容にまとまりが出てきている。

家族がサポートできなくてはこの先、どうなるのかと本当に辛かったが、やっと疑念が解けてきて心底ホッとした。
2つ目の山を越えつつあるけど、先は長いだろうと思う。

でも彼のおかげで主人と娘と私の3人の絆も強まった。
家に帰ってからも、可哀想という思いに囚われるのではなく、大丈夫という気持ちに切り替えて強くて明るい母親になろうと思えた。

私も変わっていくからどうか息子よ、神経安らかになっておくれ。

これからの私たちに良きこと多かれと祈る。