うちに新入りした重たい平たい30㎝鉄製フライパン。

この鉄製フライパンで、フレンチトーストがちゃんと焼けるだろうか、一抹の不安を抱えて今朝、挑戦。

煙が出るまで熱してからじゃないと、食材がくっつくとのことなので、
バターやマーガリンなぞ焦げてしまってあかんやろ…と、オリーブオイルで焼くことにした。

一旦熱くしてからは、火加減に気を配りつ卵液に浸したパンを放り込む。

大きいからたくさん一度に焼けるし、
焼き加減もカリッといける、
もしバターの香りが欲しけりゃ引き上げる前に落とせばいいではないか、
加工物のフライパンではできないだろうカリッと感、
こりゃいい、こりゃいい…
てな感じでした。
ますます惚れました。

実はこないだも、土井善晴せんせの「けったん」をこれで作ったら絶品だったので、重くても何でも、どっこいしょ!と
コンロに置くことが増えてきたところ。

「けったん」とは塩だけパラパラ降りかけて焼く、大きく切った玉ねぎと牛肉の焼き物のこと。最後は蓋して蒸し焼きにするのだけど、ほんとに塩だけで何とも美味しい甘みが引き出された玉ねぎとお肉が絶品だったのです。

中華鍋でやっていた野菜炒めも、「野菜焼き」と称して最近はこの平たい鉄フライパンでやるのです。
煽ったり混ぜたりはせず、一列に並べた野菜に塩をパラパラして蓋をし、ひたすら蒸し焼き。
一回くらいはひっくり返したり、先に焼いておいたお肉を戻して混ぜたりはするけど、炒めるのではなく、あくまで焼く感覚が、新しくてハマっています。

汁も全然出ずしゃっきり、しっとり焼けた野菜の甘さ、旨さ!


「だいどこで一人にんまり焼き野菜」

久々に川柳も出る気分。