50になってからやり始めたことに、季節の食べ物を丁寧に食すということがあります。
料理家の大原千鶴さんの番組に影響を受けたこともありますが、
もともと梅干し作りだけは結婚以来、一年も欠かしたことがない程、
私は季節の産物に手をかけることが好きです。
(五月に出産して、その半月後には梅を漬けていました。
まだ寝返りも打てなかった赤ん坊が梅干しの並んでいるザルの横に寝ておりました。笑)
これは去年の梅干し。
口がひん曲がるほどスッッッパーイので有名です。
さて去年からやり始めているのは山椒の実の佃煮です。
今年も山椒の実を手に入れました。
一個一個、手でもいで水につけてアク出し。
洗って乾かし、一晩水戻しした昆布を角切りにして、いっしょに炊きます。(今、炊いています)
まず昆布から。
下煮30分、山椒、醤油など入れて2時間。
コンロの前にパイプ椅子を置いてそこで記事を書いてます。
梅干しにしろ、山椒にしろ、時間をじっくりかけます。
これは去年の山椒醤油。
…なんとも地味な写真ばかり…こんなことしながら台所でひとり密かに過ごす時間が好きになってきました。
山椒が出来上がれば、今修行している柿の葉寿司を作る時に、使うのです。
メチャ美味いのが、出来ます。
おっと、焦がさぬよう…あと1時間半…