高祖神社は福岡県の糸島市にある神社です

糸島市は 魏志倭人伝に記述がある伊都国です

高祖神社の創建ははっきりしません

御祭神は 高磯比咩神 に比定されています


由緒の中に 神功皇后は香椎宮から高祖神社

まで行啓し異国降伏を祈願し のちに

報恩として社を建てた とあります


ここもまた 神功皇后の伝承がある神社の

ひとつです


高祖神社の参道は 森の中を通っています

参道の真ん中には 植え込みがあり

木々が参道に 影を落とします


心が穏やかになる この参道が好きです



木々に覆われた仄暗い参道から 

境内に着くと 急に 明るい日差しの中です


高磯比咩神に手を合わせ 参拝出来たことの

お礼を述べます


境内にいると 心が伸びやかになっていきます


高祖神社の本殿と桜井神社の楼門は

令和5年9月25日に重要文化財となりました



この近くには 平原遺跡(ひらばるいせき)

という弥生時代の遺跡があります

平原遺跡の墳丘墓には 伊都国の女性の王が

埋葬されています


ここの墳丘墓から発掘されたものに 

武具が少なく 勾玉 管玉 耳飾り

などが多く発掘されていることから女王と

考えられています


もしかしたら この女王は 高磯比咩神

だったりしてとか考えたりして ひととき

古代のロマンに浸りました