福岡県糟屋郡宇美町にある宇美八幡宮は、神功皇后が応神天皇をお産みになった場所として 安産•育児の神様として信仰されています。
境内にはたくさんの大楠があり、新緑の季節は一段と木々のエネルギーを感じられます。
その宇美八幡宮から5分程度歩いたところに
奥宮「胞衣ヶ浦」があります。
えながうら と読みます。
胞衣(えな)とは、臍の緒や胎盤などの後産のことです。
胞衣は、筥(はこ)に入れて保管されます。
奥宮の場所が 神功皇后から御生れになった応神天皇の御胞衣を納められた場所と伝わっています。
かつて 臍の緒は、母親と赤ちゃんをつなぐだけでなく 霊魂が宿る大切なものと考えられていました。
その為、病気になった時は臍の緒を煎じて飲ませると良いという俗信があったようです。
魔除けやお守にもなる とも言われていたようです。
宇美八幡宮で巫女さんに 病気平癒のお守りは、どれですか? と聞いてお守りを授けていただきました。
宇美八幡宮で授けていただける病気平癒のお守りは、楠の木でできた御胞衣浦守です。
手に取ると よく馴染むような気がします。
私に合ったお守りを授かったような気がしました。